利用シーン・イベント別「浴衣・着物」の選び方決定版(成人式・結婚式・卒業式…など)
ページ内にプロモーションが含まれている場合があります。浴衣や着物を着る機会は、様々なシーンがあります。浴衣やカジュアルな着物であれば、お出かけの際に着ることも珍しくはありませんが、フォーマルなシーンで着る着物には、そのシーンやイベントに合った「格」というものが存在します。
そこで、シーン別にどのような着物を選べばいいのかをまとめてみました。
もくじ
成人式には振袖
未婚女性の第一礼装である振袖。振袖一式を購入するのは決して安価ではないですし、小物類も多く着付けも特殊です。また、袖を通す頻度も高くないですから、レンタルが便利です。
ネット予約で振袖を宅配レンタルする場合
ネットで振袖をレンタルする場合、4泊5日や5泊6日などのプランで貸し出しをしていることが多いです。ネットで気に入った振袖や小物の組み合わせを選んで、予約して配送で送ってもらいます。
この場合、振袖を着るために必要な小物類はすべてセットになっていますし、振袖・帯・帯揚げや帯締めといった小物も好みで選べることが多いので、自分らしい組み合わせを選ぶことができます。
難点は、記念写真や着付けへメイクは別になるので、美容室やフォトスタジオを予約しなければならないことでしょう。
店舗で振袖をレンタルする場合
お店に足を運ぶことができるのであれば、振袖一式のレンタルはもちろん、着付けやヘアメイク、記念写真までがセットになっていることが多いです。店舗によってレンタルの仕方は変わりますが、お店に行ってから振袖を選ぶこともあるため、気に入った振袖があるかどうか分からない場合があります。
また、記念写真の前撮りと成人式当日のレンタルはセットになっていないことが多いので、いくつかのお店を調べてみるといいでしょう。
結婚式に参列する場合の着物の選び方
ドレスで参列することも多くなった結婚式ですが、日本人なら着物を着たい機会でもありますよね。結婚式で着物を着る場合、未婚・既婚・新郎新婦との間柄によって選ぶ着物が変わることが一般的です。
未婚の場合は振袖・色留袖
参列者が未婚女性の場合、第一礼装は振袖です。兄弟や親族、友人の結婚式で振袖を着ることは全く問題はありません。
未婚ではあるものの、振袖を着るのは少し抵抗がある方は、色留袖が無難でしょう。
振袖を着られる年齢は厳密に決まっているわけではありませんが、悪目立ちをしてしまうのは新郎新婦に失礼となりますので、やや控えめにしておく方が無難です。
既婚・身内の場合は黒留袖
既婚者の第一礼装は黒留袖ですが、結婚式で黒留袖を着るのは新郎新婦の濃い身内で、母・祖母・叔母(伯母)がほとんどです。
既婚の姉妹や従妹などの場合は色留袖が一般的になるので、黒留袖は限定された女性しか着用できないものになります。
参列者の着物選び
身内以外の結婚式に参列する場合に着物を着るのであれば、未婚なら振袖か訪問着になります。既婚の場合でも訪問着が適しています。訪問着は略式礼装の分類になりますが、結婚式のゲストにはぴったりの着物です。
気をつけておきたい点は、「黒留袖と被るような黒い着物は選ばない」、「花嫁よりも派手な色柄にしない」といった点で、こちらは洋装の参列のマナーと変わりません。
参列するときの着つけはどうする?
結婚式で着る着物も扱っているレンタルショップであれば、振袖と同じく、黒留袖や色留袖、訪問着、どれもレンタルすることができますが、宅配レンタルに限定されることがほとんどです。濃い身内の場合は式場の美容室で着付けを利用出来ますが、基本的には他の美容室で着付けを済ませておくのがおすすめです。
卒業式の定番は袴
学生最後の思い出として袴を着ることは一般的になりました。卒業シーズンになると着物レンタル業界でも袴の需要が急速に増えます。
むしろ袴は、卒業シーズン以外に利用されることのない特殊な着物になります。
二尺袖はブーツでも可
袴は、ほとんどの卒業式限定の着用になるので、大半の方がレンタルです。袴の着用の仕方もいくつかパターンがありますが、二尺袖(小振袖)や訪問着を着付けた上から袴を着るのが一般的です。
白足袋に草履が普通ですが、ブーツを選ぶ方も多く、卒業式の袴特有の着こなしといえるでしょう。
振袖は本来袴とは合わせない
本来袴と振袖合わせることはあまり好ましくないものとされてきましたが、卒業式シーズンになると、振袖に袴を合わせている方もいらっしゃいます。最近ではレンタル店でも振袖に袴の組み合わせを提示していますし、成人式の振袖をもう一度卒業式で着たいという方も多いでしょうから、一概に振袖に袴は絶対合わせてはいけない、とは言えません。
ただ、袂(たもと)の長さは控えめの方がいいかもしれません。大振袖ではなく、二尺袖(小振袖)か中振袖なら、華美になりすぎず袴とのバランスも悪くありませんね。
もし振袖と袴を合わせるのならば、カジュアルなブーツよりも白足袋に草履がしっくりくると思います。
当日だけのレンタルも着付け・写真込みもある
袴は卒業式当日だけの着用になることが大半ですので、着付けや記念写真込みでレンタル出来るショップが多いです。卒業式当日に、お店や会場に行って着付けやヘアメイク・記念撮影をしてそのまま卒業式に出席し、帰りにはレンタルした袴一式返却できるシステムを導入しているショップもあります。
手軽で便利なレンタル方法ですが、どこのお店でも可能なわけではないので、複数のレンタルショップを比較してみるといいでしょう。
繁忙期は同じなので予約は早めに!
結婚式は通年ですが、それでも集中する時期はあります。成人式や卒業式となれば、ごく短い期間限定になるので、レンタルの予約はかなりの余裕を持つことが大切です。
極端な例ですが、人気の高い振袖などは1年前から予約が入ってしまうこともあるようです。ギリギリになって予約をしようとしても、気に入った着物が見つからないということもあります。
せっかくの晴れ着は妥協せずに選びたいものですから、できる限り早いうちに比較検討をしておくことがおすすめです。
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