【初心者でもわかる】フットサル・サッカー・ソサイチの違いを徹底解説
ページ内にプロモーションが含まれている場合があります。最近では、サッカーだけでなくフットサルやソサイチも人気ですよね。とはいえ、「ソサイチとか1回もやったことがないし、サッカーとの違いが全くわからない。」という方も多いかと思います。そこで今回は、サッカー・フットサル・ソサイチの違いを徹底解説していきます。
具体的には、
- サッカー・フットサル・ソサイチの基礎知識
- 10項目に分けてそれぞれの違い
をご紹介していきます。
記事は3分ほどで読み終わり、競技をする上で大切なルールがわかるので、ぜひ最後までお読みください。
もくじ
サッカー・フットサル・ソサイチの違い
今回は9項目に分けて、サッカー・フットサル・ソサイチの違いを比較していきます。
- フィールドの大きさ
- 競技人数
- 競技時間
- ボールサイズ
- 交代
- タイムアウト
- オフサイド
- 反則
- 退場
1.フィールドの大きさ
サッカーのフィールド
引用元:Wikipedia
①タッチライン(上記画像の横の長さ)
最小 90ⅿ(100m) 最大 120ⅿ(110m)
② ゴールライン(上記画像の縦の長さ)
最小 45ⅿ (64m) 最大 90ⅿ(75m)
※1.すべてのラインの幅は同じで、12㎝を超えてはならない。
※2.( )内は国際試合の規定
フットサルのフィールド
引用元:サッカーショップKAMO
①タッチライン(上記画像の横の長さ)
25ⅿ〜42m(38m〜42m)
② ゴールライン(上記画像の縦の長さ)
15〜25m(18〜22m)
※( )内は国際試合の規定
ソサイチのフィールド
引用元:一般社団法人 日本ソサイチ連盟
①タッチライン(上記画像の縦の長さ)
45ⅿ〜55m
② ゴールライン(上記画像の横の長さ)
25〜35m
ゴールエリアやペナルティマークの数字は各競技によって形も異なります。詳細は画像から確認いただければと思いますが、まずは縦×横を覚えておきましょう。
また、小学生サッカーは8人制となり、フィールドの大きさは異なります。詳しくは日本サッカー協会のHPをご覧ください。
https://www.jfa.jp/laws/#eight
2.競技人数
サッカーの競技人数
フィールドプレーヤー10人+ゴールキーパー1人=計11人
※但し、最低8人いれば試合はできます。
フットサルの競技人数
フィールドプレーヤー4人+ゴールキーパー1人=計5人
ソサイチの競技人数
フィールドプレーヤー6人+ゴールキーパー1人=計7人
※フィールドが最大の大きさで行う場合は、8人制に変更もあり
3.競技時間
サッカーの競技時間
- 代表 前後半45分の合計90分。 ハーフタイムは15分
- 高校生 前後半40分の合計80分。ハーフタイムは10分
- 中学生 前後半30分の合計60分。ハーフタイムは10分
※年代によって試合時間は異なります。
フットサルの競技時間
公式ルール:前後半20分の合計40分。ハーフタイムは15分
※但し、一般のアマチュアプレイヤーの試合では、10分ハーフなど自由に設定が可
ソサイチの競技時間
公式ルール:前後半20分の合計40分。ハーフタイムは10分以内。
大会によっては、1試合7分ハーフや10分1本のランニングタイムで行うケースもあり。
4.ボールサイズ
サッカーのボールサイズ
- 5号 ボールの周囲は68~70cm、直径(目安)は22cm、重量は410~450gです。一般・大学・高校・中学校用のサイズです。
- 4号 小学生はボールの周囲は63.5~66cm、直径(目安)は20.5cm、重量は350~390gです。
フットサルのボールサイズ
- フットサル4号 ボールの周囲は62~64cm、直径(目安)は20.5cm、重量は400~440gです。一般・大学・高校・中学校用のサイズです。
- フットサル3号 ボールの周囲は58~60cm、直径(目安)は19cm、重量は350~390gです。小学校用のサイズです。
ソサイチのボールサイズ
サッカーとサイズは同じです。
5.交代制度
サッカーの交代制度
1チーム3人の交代。
なお、親善試合などの場合は、その試合や大会ごとに決められます。
フットサルの交代制度
交代はいつでも行うことができます。
FIFA、各大陸連盟、加盟協会の主催下で行われる公式競技会の試合では、いかなる試合でも最大 99人までの交代要員を置くことができる。
ソサイチ交代制度
交代はいつでも行うことができます。
ピッチ内にいる選手がピッチ外へ出るまで、交代の選手がピッチ内に入ることはできません。違反した場合は、ピッチ内に入った選手が警告の対象となります。
6.タイムアウト
サッカーのタイムアウト
基本的には無し。
※但し、夏の暑い時期は給水タイムがあり
フットサルのタイムアウト
公式ルールでは、前後半に1回ずつタイムアウトをとることができます。但し、以下の条件が必要となります。
- 両チームのチーム役員は、タイムキーパーに対し1分間のタイムアウトを要求できる。
- 1分間のタイムアウトはいつでも要求できるが、要求するチームがボールを保持しているときに限り認められる
- タイムキーパーは、ボールがアウトオブプレーのときに、タイムアウトの許可が審判の笛と区別できる笛またはその他の音で合図す
- タイムアウトが与えられたとき、交代要員はピッチから離れていなければならない。競技者は、タイムアウト終了時にのみ交代できる。 チーム役員は、指示を与えるためにピッチに入ることはできない。
- チームが試合の前半にタイムアウトを要求しなくても、後半に要求できるタイムアウトは1回のみである
引用元:日本サッカー協会
ソサイチのタイムアウト
基本的にはなし。サッカー同様、給水タイムはあり
7.オフサイド
オフサイドはサッカーでのみ適応となるルールで、フットサルとソサイチではオフサイドルールはありません。オフサイドのルールは、攻撃側チームが守備側チームのフィールド内で待ち伏せすることを防ぐために定められました。
オフサイドについては文章で説明すると長くなりますので、下記の日本サッカー協会(JFA)が発表している正式ルールをご覧ください。
8.反則
サッカーの反則
基本的には、手でボールを扱ったり、レフェリーが危険とみなした行為は反則(ファール)となります。なお、サッカーには「直接フリーキック」と「間接フリーキック」があり、これらは反則(ファール)の種類によって異なります。
①直接フリーキック
直接ゴールに入れてもいいフリーキック
②間接フリーキック
一度味方選手が触れないと、ゴールに入れてはいけないフリーキック。
具体的には下記のとおりです。
- ゴールキーパーに対するファール
- ボールに対してのプレーではなく、相手選手に向かって進路妨害などをおこなう反則行為
- 相手選手に向かってスパイクの裏を見せてスライディングにいくこと
- ゴールキーパーが6秒を超えてボールを保持し続ける
- スローインしたボールをそのまま触る
- シミュレーション(ファールをされていないにも関わらず、演技をしてファールをもらうこと)
フットサルの反則
フットサルのみ独自のルールがあります。具体的には下記のとおりです。
①4秒ルール
セットプレーをするまでの時間制限です。例えば、タッチラインからゲームを開始する際に、審判が指を使って4秒を数えます。4秒以内にボールを蹴らないと、相手ボールになるルールです。
②5ファール
前半で6個ファールをとられてしまうと、次のファールからは第2PKを相手チームに与えてしまいます。第2PKとは、ゴールライン中央から10m離れた場所から行う直接フリーキックのことです。
③スライディング
ここに関しては、ルールの変更が何度かありますが、基本的には相手(人)に向かってスライディングをした場合は、反則となります。※シュートやパスコースをブロックするためのスライディングは反則ではありません。
④バックパス
サッカーでも見方チームからキーパーへバックパスをした場合は、キーパーは手でボールを触れることはできません。フットサルではさらにバックパスのルールに違いがあります。大きな違いは、ハーフラインを1度超えないとキーパーへのバックパスは反則となり、相手ボールのフリーキックになります。
ソサイチの反則
①ファールカウント
直接FKで罰せられる反則の和をチームごとに数えて累積します。各チーム6つ目以降の反則を犯すと、シュートアウトが相手チームに与えられます。(6つ目以降がゴールエリア内の反則の場合は、PKとなります)前半分のファールカウントは後半開始前にリセットされます。
②GKの違反
インプレー時にて、GKは自陣では手、足を問わず、5秒間しかボールを保持できません。違反をすると相手チームに間接FKが与えられます。違反がゴールエリア(GA)内の場合は、一番近いGA平行ライン上から。GA外はその地点から相手間接FKで再開されます。
9.退場
サッカーの退場
イエローカードとレッドカードの2種類があります。レフェリーによって反則の基準は異なりますが、レッドカードが出るケースは下記のとおりです。
- ゴールに直結するシーン
- 侮辱する発言
- 反スポーツマンシップ行為
- イエローカードが2枚
フットサルの退場
フットサルはサッカーと基準は同じですが、1点だけ注意点があります。退場処分となったチームが4人で試合を戦う場合、以下の条件になれば5人目をピッチに送り出すことができます。
- 2分間無失点とする
- 2分以内に失点を喫する
※サッカーは退場処分となった場合、数的不利のまま戦うことになる。
ソサイチの退場
警告選手が2分間出場停止となります。警告を受けた選手は、直後に控え選手と交代し、2分間の出場停止となります。2分後に審判の許可を得て、再入場可能。
控え選手がいない場合でも、2分間の出場停止となります。
※失点関係なく、出場停止時間が前後半をまたぐ場合も2分間の出場停止です。
- 競技者が 5人対4人のとき、人数の多いチームが得点した場合、 4人のチームは5人目の競技者を補充できる。
- 両チームがともに4人、また3人の競技者でプレーしているときに得点のあった場合 は、両チームとも同数の競技者のままとする。
- 5人対3人、または 4人対3人の競技者でプレーしているとき、人数の多いチームが 得点をした場合、 3人のチームは1人だけ競技者を補充できる。
- 人数の少ないチ−ムが得点した場合には、そのままの人数で試合を続ける。
※コーナースロー、秒数制限、ファールカウント、警告2分間出場停止は、民間1day大会では採用されないことがございます。
引用元:一般社団法人日本ソサイチ連盟
本日のまとめ
今回はサッカー・フットサル・ソサイチの違いを解説しました。似ている部分もあれば、各競技によって独自ルールがあったことをご理解いただけたかと思います。
中でも、反則のルールや退場のルールが大きく異なるので注意が必要です。今回の内容をもとに各競技をプレーする際は、参考にされてみてください。
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