キャンプ場の区画サイトとフリーサイトって?どっちがいいの?メリット・デメリットを徹底解説!
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キャンプ場は大きく分けると、区画サイトキャンプ場とフリーサイトキャンプ場の2つに大別されます。どちらも魅力あるキャンプ場なのですが、キャンパーによってその好みは分かれるでしょう。
今回は区画サイトキャンプ場とフリーサイトキャンプ場の違いと、それぞれのメリットやデメリット、さらにはどのような人におすすめなのかをご紹介したいと思います。
キャンプ初心者や子供連れの場合はこちらのキャンプ場、キャンプに慣れてきたらこちらのキャンプ場、といった形でご紹介しますので、キャンプ場選びの際に参考にしてみてください。
もくじ
区画サイトキャンプ場とフリーサイトキャンプ場
区画サイトとは
区画サイトとは読んで字のごとく、区画分けがされたキャンプ場のことです。場内には道路があり、マイカーで場内を走行し、自分の区画に駐車してテントを張ります。
そのため車から荷物を積み下ろすのが簡単ですし、他のキャンパーと一定の距離を保てるのが特徴です。
フリーサイトとは
区画サイトの反対がフリーサイトで、基本的に場内のどこにテントを張ってもよいキャンプ場のことです。場内への車の乗り入れ可否はキャンプ場によって異なりますが、不可の場合は駐車場からテントまで、荷物を運ぶ必要があります。
自由なレイアウトを楽しめる一方、他のキャンパーとの距離の取り方は、それぞれの常識・認識に委ねられているため、他のキャンパーが自分のテントに近くて不快に感じる場合もあります。
では、それぞれの違いが分かったところで、メリットとデメリットを見ていきましょう。
区画サイトキャンプ場のメリット・デメリット
区画サイトキャンプ場のメリット
自分の空間を確保しやすい
他のキャンパーと一定の距離を保てるため、キャンプ中に自分の空間を確保しやすいです。
区画内に駐車できるため、愛車とキャンプを楽しめる
区画サイトはマイカーの駐車スペースが確保されています。そのため、愛車と一緒にキャンプをできるのがメリットです。
予約すれば遅い時間にチェックインできる
区画サイトキャンプ場は予約できる場合が多いです。事前に予約をしておけばキャンプ場への到着が遅くなっても、区画を確保しておけるため安心です。
区画サイトキャンプ場のデメリット
区画が狭く感じる場合がある
決まった区画内にテントやタープを張らなければいけないため、場合によっては区画が狭く感じることもあります。特に子供連れの場合は、お子さんが遊ぶスペースが狭くなってしまうこともあるでしょう。
他の区画に侵入しないなどの配慮が必要
区画分けされているからこそ、自分は他の区画に侵入してはいけないという配慮が必要です。それは当然周りのキャンパーにも共通して言えることで、みんながルールを守って使う事で、キャンプを楽しめるようになるでしょう。
区画サイトキャンプ場がおすすめのケース
キャンプ初心者の場合
キャンプ初心者の方は、まずは区画キャンプ場でキャンプを体験してみましょう。フリーサイトは区画サイト以上に配慮しなければいけないことも多いため、初心者向きではありません。
人気のキャンプ場の場合
人気のあるキャンプ場は他のキャンパーとの距離が詰まりやすく、トラブルの原因にもなりかねません。
荷物の積み下ろしを楽したい場合
車からの荷の積み下ろしはとても大変です。駐車場が離れた位置にあると、荷物の積み下ろしだけで体力を消耗します。区画サイトは区画内に駐車できるため、設営・撤収の簡単さが圧倒的に異なります。
フリーサイトキャンプ場のメリット・デメリット
フリーサイトキャンプ場のメリット
自由なレイアウトを楽しめる
お気に入りのキャンプギアを好きなレイアウトに設置して過ごすのが、キャンプの醍醐味のひとつと言えます。フリーサイトは常識の範囲内であれば、自分の思い通りにテントなどを設置できます。
好きな位置にテントを設営できる
例えば湖畔のキャンプ場や川辺のフリーサイトキャンプ場は、水に近い位置が人気です。キャンプ中に眺める風景は綺麗な方が良いですよね。フリーサイトならお気に入りの位置にテントを張ることが可能です。
地形を活かしたキャンプができる
最近はテントを張らずに、キャンプ場の木にハンモックをかけて、ハンモック泊をするキャンパーが増えてきました。このように、キャンプ場の地形や環境を活かしてキャンプをすることができるのも、フリーサイトの特権です。
フリーサイトキャンプ場のデメリット
他のキャンパーの位置取りが自分に影響する
自分に近い位置に、他のキャンパーがテントを張るなど、自分以外の人の行動が大きく自分に影響してしまうのが、フリーサイトのデメリットです。トイレや炊事場への動線上にテントを建てられるなど、様々な不都合が起きやすいので注意が必要です。
プライベートを保ちにくい
自分のテントやタープのすぐ側を人が通行することもあるため、なかなかプライベートな空間は確保しづらいです。気になる方にはフリーサイトは向かないかもしれません。
フリーサイトキャンプ場がおすすめのケース
利用客が少ないオフシーズンのキャンプ
他人との距離が近くなってしまうフリーサイトも、利用客が少なければそのような事態も避けられます。
友人・知人とのグループキャンプ
複数人がそれぞれのテントを持っていて、一緒にキャンプをするという場合は、区画サイトよりフリーサイトが向いています。
景色が綺麗なキャンプ場を利用する場合
湖畔や川辺、高原や山の裾野にあるキャンプ場は、景色が綺麗な場合が多いです。そのようなキャンプ場では、区画サイトよりもフリーサイトの方が、確実に景色が見える位置を自分で選んでテントを張ることができます。
区画サイトとフリーサイトの特徴を知って、キャンプを快適に楽しみましょう
区画サイトキャンプ場とフリーサイトキャンプ場は、それぞれに良さがあります。自分がどんなキャンプをするのか、どんな人と一緒にキャンプをするのかによって、その都度どちらのキャンプ場を選ぶのかを決めると、快適にキャンプを楽しむことができるでしょう。
キャンプ初心者は区画サイトキャンプ場を利用した方が、何かと安心できると思います。しかしキャンプに慣れた人であれば、場面に応じて区画サイトキャンプ場とフリーサイトキャンプ場を使い分けるのがおすすめ。
キャンプの計画を立てる際は、どんなキャンプがしたいかと同時に、どちらのキャンプ場を利用するかも考えてみましょう。
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