占いの種類は100種類以上!代表的な占いの方法や占えることをまとめてみました

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日本語の占いサイトをパッと見ただけで、占いは100種類以上ありそうですね。世界的に見たら占いは何種類あるのか想像もつきません。

おまじないや占いは洋の東西を問わず、太古から無尽蔵に生まれては消えていく、幸福を呼び込む大人の儀式です。今回は現在、日本で流行っている代表的な占いの方法や占えることをまとめてみました。

筆者紹介・幸水タロティスト(Tarot占者)、カラーセラピスト(AURA-SOMAプラクティショナー歴10年)、美容業界専門行政書士、サーフィンをこよなく愛す五十路男。

命(めい)占

誕生日や出生地をもとに占うのが命占です。データの蓄積から統計学的な側目もある占いです。その人の運命や宿命を読み取ることが可能で、未来を予測したり運気の上下周期が分かります。

命占の種類と特徴

西洋占星術

ホロスコープ(出生図)を使用して人生を占うことが可能です。西洋占星術で占ってもらう時はご自分のフルネーム、性別、生年月日、出生時間、出生地(病院の住所など・緯度&軽度を知るため)が必要です。

ご自分が生まれた場所と時間に惑星の位置を示したホロスコープ(出生図)を使い、クライアントの運勢を占います。人の一生など長いスパンの運性を占うに適しています。日別など短いスパンの外的要因で起こる吉凶を判断するには不向きです。

四柱推命

四柱推命で占ってもらう時はご自分のフルネーム、性別、生年月日、出生時間が必要です。出生時間が分からなくても四柱推命では三柱で鑑定可能です。最初にクライアントの生年月日の四柱をもとに命式を出して占います。

人の一生の運性から万年暦を使って日別の吉凶まで占えます。命式は西洋のホロスコープと違い、漢字が書いてある表なので、素人が見ても理解するのは困難です。

 

九星気学

命占とト占の要素も取り込んで日本で発展したのが九星気学です。ご自分の誕生日に九星を当てはめ方位盤を使って占います。

干支(木星の運行)も占うのに重要な要素です。誕生日によって定まる九星を本命星、生まれ月によって定まる九星を月命星といい、方位盤や独自のカレンダー(日盤表)を使って、その日の運勢まで細かく占う事が出来ます。

他の東洋占術と同様に旧暦を使用するので、初心者が方位盤や日盤表を見ても分かり難いでしょう。

数秘術

ユダヤ教のカバラの秘儀から発展したのが数秘術です。生年月日をもとに運命数を算出して占うのが基本です。

数秘学(ヌメロロジー)として一般的に確立したのは、古代ギリシアの哲学者、数学者のピタゴラスからだと伝えられます。古代ヘブライ語はアルファベットと数字の両方の意味があり、すべての数字には意味があると解釈して占います。

命占として使用する場合には、統計学的な要素が強く出てしまうため、短いスパンの吉凶などを占うのには、生年月日以外の別の数字データが必要です。

紫微斗数

古代中国の天文学から発展した命占で、現在も台湾で人気がある東洋占星術です。西洋占星術のホロスコープに漢字を当てはめたような出生図を使用します。

しかし、西洋占星術とは違い、黄道12宮ではなく、陰暦の12節気(干支)を使用して占います。人の一生の運性を占うのに適した東洋占星術です。外的要因の吉凶を占うのに適していますが、内面の心理や精神的な未来の予測には不向きです。

命占の時間と費用の目安

現在は、パソコンでホロスコープや出生図(命式)を直ぐ作成できるので、メール鑑定でも上で紹介した各種命占の鑑定は可能です。出生図(ホロスコープ)を出力してしまえば、一流の鑑定士なら出生図を見て即答できますので、鑑定時間は30分もあれば十分です。

現在は西洋占星術のホロスコープ作成料金は鑑定料金に含まれているのが通常です。東洋占星術の場合、出生図(命式など)を貰っても初心者には理解不能なので、出生図作成が別料金なら不要なはずです。

鑑定料金は対面式で30分5000円が目安です。命占各種は電話鑑定よりメール鑑定が向いています。メール鑑定も1回5000円が相場です。

ト(ぼく)占

偶然に現れた数や文字、形を天のメッセージとして受けとり、人がかかわる事件や事故、事象を予測します。石やカードなど、さまざまなアイテムを用いて占いたい事柄の吉凶を判断します。

ト占の種類と特徴

タロット

78枚のタロットカードを使用して占うカード占いです。鑑定士によって使用するタロットカードの種類はさまざまです。

鑑定に使用するカードの枚数やスプレッド(カードの展開)も相談内容や鑑定士によって異なります。現在のタロット占いは19世紀の魔術結社の教義をベースにした魔術系タロットが主流です。

中には霊感を使ったタロット占いを行う占い師もおり、特に日本では霊感タロットは人気です。タロット占いは5~6年の短いスパンの運勢の吉凶を占うのに適しています。一生の運性など長いスパンの運性を占うには不向きです。

周易

日本では占い師を易者と言っていたように中国の古典である『易経』から発展した占いが周易です。当たるも八卦当たらぬも八卦はこの易経の易卦からきています。

周易は、占い師は主に割り箸のような筮竹(ぜいちく)を用いて占います。八卦とは乾、坤、離、坎、震、兌、巽、艮をさし、筮竹や古銭、サイコロを使用して、出た目を八卦に当てはめ吉凶を占います。

周易は大局を見極める人生の分岐点や大きな決断を占うのに適しています。半面、一生の運勢など長いスパンの占いには不向きです。

奇門遁甲

中国で戦況を占うことで発展したのが奇門遁甲です。三国志の大軍師である諸葛孔明も用いたと伝わるのが奇門遁甲です。

日本に奇門遁甲が伝来したのはかなり古く西暦600年代といわれ、戦国武将や軍師によっていくつかの流派が生まれました。現在、日本で行われている奇門遁甲は、戦後台湾から伝わった台湾流の奇門遁甲のようです。

また、命占の九星気学も奇門遁甲が源流になっており、このことから奇門遁甲は方位学の要素が強いので十干と八方位を基本に占います。奇門遁甲は中国と日本でも戦況を占うのに使用されて来た歴史もあり、大きな決断や短いスパンの吉凶を見極めるのに適しています。

反対に長いスパンの占いには不向きです。

ルーン占い

ルーン占いは、古代ゲルマン人が使用していたルーン文字が刻まれた石やカードを使って占う西洋朴占の一つです。ルーン文字は中世まで北欧(スカンジナビア半島)で使用されていたため、北欧神話と結びつきヨーロッパでも神秘的な占いの一つに数えられています。

占い方法は袋にルーン文字が刻まれた石(ルーン)をすべて入れ、質問を念じながら手を入れ、一つつかみ出したルーン文字をもとに回答とする方法がとられます。

タロット占いのように複数のルーンをスプレッドとして展開して、これを神託として捉え、鑑定結果を導きだす方法もあります。タロット同様あらゆる種類の運勢を占えます。

他の卜占と同じように基本的には長いスパンの占いには不向きです。

ダウジング

本来ダウジングは占いとは別に水脈や鉱脈を探り当てるために発展してきた西洋の技術です。Lロッドといわれるダウジング棒やペンデュラムといわれる水晶を先端につけた振り子を使って、人間の潜在意識の波動と自然(地球)からの波動を同調させて、水脈や鉱脈を探り当てるのです。

これを占いに応用したのがダウジング占いです。本人の潜在意識を感知するので、ご自分の気づかない心の傷や健康状態などがわかります。ご自分でペンデュラムやLロッドを使用するのが基本なので、他の占いのように他人との相性や未来予知には不向きです。

ト占の時間と費用の目安

ト占は占いの種類や鑑定士にもよりますが、データを用いた下準備の必要がなく、石やカード、棒などのツールを使って一瞬のうちに鑑定結果を導きだすので、鑑定時間は30分もあれば十分です。

鑑定料金の目安としては30分3000円から5000円です。周易や奇門遁甲など名の通った東洋卜占の専門家は高額な鑑定料金が必要な占い師もいます。

相(そう)占

手や顔、家屋などの形状をもとに、運気を読み取る占いです。このため実際に鑑定士が対象物の相を見る対面式の鑑定がベストです。相に現れる形状を読みとり吉凶を判断します。

相占の種類と特徴

手相占い

手のひらのシワである掌線を主に見て占うのが手相占いです。感情線、頭脳戦、生命線が重要です。これに運命線を加えて4大基本線(メジャーライン)と言われます。この他にも手のひらの部分的なふくらみである掌丘(こぶ)、手の形や大きさ、指・爪・指紋なども手相鑑定士は見て鑑定結果を出します。

一生の運気や健康運、仕事運、本人の気づいていない性格や体質まで占うことができます。短期間の吉凶を判断する占いには不向きです。

名前占い(姓名判断)

名前占い(姓名判断)は、他の東洋占術と同じように陰陽五行説がベースになっております。名前占い(姓名判断)の種類としては、上述の五運格をおもに用いる方法、音霊(音韻)を用いる方法、陰陽五行をベースに音霊と陰陽五行説を直接結び付けて音韻五行として鑑定する方法などがあります。

名前の字画で相を読みその人あらゆる運勢や性格が判断できます。意中の相手の運格を見れば相性も分かります。こちらもその日の運勢など短いスパンの占いには不向きです。

風水

古代中国の環境学と方位学(気学)を用いて都市や宮殿の設計に用いたのが風水の始まりです。日本にも千年以上前から中国から伝わっており、江戸城(皇居)の設計には風水の理論が取り入れられています。

風水も他の東洋占術と同様に陰陽五行説をベースにしています。方位によって気の流れのバランスをとることで運気を整えるのが風水の目的です。

自宅やご自分の部屋、行動で気の流れをよくしてバランスを取ることで、恋愛運、仕事運、金運のアップが期待できます。

自宅の設計がすぐには変えられないように、運勢の吉凶の変化を求めてすぐに行動に移しても、急激な運勢の変化(運気アップ)は期待できないのが風水占いの特徴です。

夢占い

夢占いのシンボル解釈の基本となっているのは、オーストリアの精神医学者・ジークムント・フロイト(1856年~1939年)の著書『夢判断』です。しかし、フロイトは無神論者でありオカルト&占いの類には否定的だったので、予知夢の可能性を示唆したユングの方に親近感がありそうです。

夢の中には、目で見ることができない世界や、無意識の層からの有意義なメッセージであることを読み取り、夢占いの鑑定に用います。夢占いはウンセリング要素が強い占いで、自分の気づいていない心のメッセージが分かります。

予知夢的な解釈を行うことで未来を予測することも可能です。正夢になる確率が低いように、夢占いで未来予知の当たる確率は低そうです。

人相占い

TV時代劇にも出てくるように人相占いは日本でも古くから人気の占いです。人相占いとは、占う相手の顔つきを見て、その方の運命や性質、吉凶などを見極める占いで、顔全体、もしくは鼻や目、口などといった各部位の形状(形相)から、その人の心理状態や性格、吉凶を判断します。

一生の運勢から近未来の予測まで可能です。顔の造りは美容整形でもしない限り変えられないので、名前占いと同じく鑑定結果は固定的で鑑定士の主観に大きく左右されます。

相占の時間と費用の目安

相占各種の占いは写真やパソコンモニターを使用すれば、電話やオンラインでも相占は可能です。しかし、相を読むことについては対面式や風水については現場を見る(読む)ことがベストです。

一流の鑑定士なら一瞬で相を読み取れるので、鑑定時間は30分もあれば十分です。相占各種の鑑定料金の目安は30分3000円から5000円です。

風水で自宅を出張鑑定してもらうような場合は、出張費(交通費)別で5万円以上必要です。

霊(れい)占

鑑定士の霊感、霊視などを用い人間の感覚器官を使用せず、超常現象的な能力を使用して鑑定を行います。特別な素養と修行が必要とされ、占い師のほかに僧侶や神主など宗教家にも優れた鑑定士がいます。

霊占の種類と特徴

霊感/霊視占い

現在、日本で最も人気がある占いが霊感/霊視占いのようです。人間の感覚器官(五感)を使用しないで霊能力を使用して占うので、あらゆる運勢を占うのに適しています。

鑑定士によって見ている対象やリーディング方法が異なります。このため同時期に同じことを占ってもらっても鑑定結果が大きく変わることがあります。

鑑定士のレベルを判断するのが未来の鑑定結果頼みになります。

オーラ鑑定

地球にある物体(人間、動植物、金属など)は目に見えない波動を放射しており、現実にキルレアン写真でコロナ放電(電磁波)を見ることも可能です。このコロナ放電とオーラは別という意見も多く、中には目で見なくとも電話で話すだけで、その人のオーラが見える占い師もいるようです。

ご自分のオーラの色や大きさを知ることで、健康状態、仕事運や適職、恋愛運などさまざまな運勢を占う事が可能です。電話で話すだけで本当に鑑定士にオーラが見えているのか?疑問が残る占いでもあります。

チャネリング

日本では古くからイタコとして有名な、高次の存在と対話するのがチャネリングです。対話の対象となるのは先祖の霊から、神仏、天使、妖精や精霊などさまざまで、動植物、人形や時計など無機物までチャネリング可能なチャネラー(鑑定士)もいます。

チャネリングを行うことで高次の存在からさまざまなアドバイスを受けることが出来ます。チャネリングする対象や鑑定士によって、鑑定結果に大きな違いが生まれます。

守護霊対話

東洋では守護霊、西洋では守護天使と対話するのが守護霊対話鑑定です。地上に暮らす私たち人間の仕事や、使命を援助する複数の霊界の応援者のことを背後霊といいます。

その背後霊の中でも特に主導的な役割を担っているのが守護霊(守護天使)です。単に私たちを守るだけでなく、様々な試練を用意して、私たちの魂の成長を促す役目も担っています。この守護霊と鑑定士が対話することで、その人にベストな選択のアドバイスがもらえます。

守護霊は時には試練も与えるので、アドバイスは自分に好いことだけではありません。

前世占い

東洋のヒンズー教や仏教では「輪廻転生」の概念があり、人間の肉体が滅びたとしても、魂は生き続けるという意味を表しています。これが因果応報に繋がり前世の行いが現世(今生)に大きく影響を与えます。

占い師があなたの前世を霊視したり、催眠療法のようにあなた自身が前世を見ることも出来ます。前世からの影響で、現世の恋愛運や仕事運、金運が分かります。

前世占いのベースになっている業と輪廻という考え方では、極論すると運勢は生まれ落ちたときに決まる!という解釈になり、悪い鑑定結果が出たときにネガティブ思考に陥る危険性があります。

霊占の時間と費用の目安

霊占各種は、電話占いでは10分から受付けている電話占いサイトも多くあります。しかし、別次元にアクセスしたり、高次の存在との対話やリーディングが必要なので、初回鑑定は最短でも30分から1時間前後の鑑定時間が必要です。

鑑定料金の相場は対面式の鑑定で30分5千円、1時間1万円前後が目安です。対霊のエキスパートである神主や僧侶でも左記の鑑定料金で鑑定(相談)可能なはずです

まとめ

上で紹介しただけでも占いの種類や方法が沢山あることに気づかれた方も多いかもしれません。占いに依存してしまい自分で決断する能力が衰えてしまわないように、占い師の選択は十分に気を付けたいものです。オトコロドットコムで情報を収集してから、あなたにピッタリの占い方法と占い師を探してみましょう。

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