サイズ別・トランクルームの使い方 ｜ 収納できるモノや料金も紹介！

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トランクルームは、狭いものでは0.5畳未満のものから、広いものになると、8畳を超える広さまで取り揃えられております。広さによって、トランクルームの使い方は様々です。

初めてトランクルームを利用しようとお考えの方は、どれだけの荷物を、どのくらいの広さのトランクルームに収納しようか迷うことでしょう。

ここでは、適切な広さのトランクルームで利用し適切な荷物を収納できるよう、サイズ別に分けたトランクルームの使い方や、その実例を一覧としてご紹介します。

トランクルームは、場所によって天井の高さが様々ですが、ここでは平均的な目安として、高さを全て2mとしております。

また、広さの目安として、文中では全て以下のとおりに定めております。

• 1畳=幅90cm×奥行180cm=1.62平方メートル
• 段ボール箱(宅配便100サイズ)=幅31cm×奥行41cm×高さ21.4cm

＊段ボール数は、人が入るスペースを無視して、完全に室内に敷き詰めたと仮定して計算

＊箱のサイズは下記サイトを参考にしました。

https://www.notosiki.co.jp/faq/other/mikan/

価格帯も、立地条件や地域、屋内・屋外などによって、同じサイズでも上限と下限に大きな幅がありますので、その点につきましても、トランクルーム選びの際は考慮に入れておいて下さい。

それでは、サイズ別のトランクルームの使い方について、解説していきます。

0.5畳未満

0.5畳は、平方メートル換算にしますと、およそ0.81平方メートルです。
90cm四方となるため狭く感じられますが、段ボール箱にしますと36箱分も収納できるので、意外と収容力があります。

0.5畳未満のものは、主に屋内型のトランクルームで見られるサイズです。
月額料金は、安いものでは1000円台後半から、高いものでは1万円近くまでと、地域やタイプによって幅があります。

0.5畳に満たないものは、段ボール箱に詰めて、それを積み重ねて収納することが、最も効率の良い収納方法です。
幅あるいは奥行きが70cmを超える場合は、プラスチックの衣装ケースも収納可能となります。

トランクルームに入れられるものの中でいちばん大きなものとして、家具類では小型のハンガーラックが、またサーフボードではショートボードが、ギリギリ立てかけて入るでしょう。

ただし、このあたりのサイズの場合、高さが100cm程度しかないものもありますので、選ぶ際には収納する量に応じて、高さも十分チェックするようにしましょう。

収納に向いているものとして、以下のものが挙げられます。

• 衣類
• CDやDVD、ブルーレイディスクなどのソフトやメディア
• 書籍やファイル、アルバム
• 模型やフィギュアなどのコレクターアイテム(破損しないように外箱に入れた状態にして)

これらを、段ボール箱やプラスチックのケースに収納すれば、効率よく収納できます。
収納の際は、なるべく同じサイズの箱を用いるようにしましょう。

使用用途例としては、季節の衣類を収納して、衣替えの季節に保管する衣類を入れ替えたり、部屋に収まりきらないコレクションを収納して、必要なときに取り出したりすることなどが挙げられます。

あまりかさばらない身の周りの荷物を、必要に応じて、気軽に出し入れしたい人が向いています。

0.5畳未満のトランクルーム価格表（参考）

※2021年2月24日現在

0.5～1畳

  0.5～1畳は、平方メートル換算にしますと、およそ0.81～1.62平方メートルとなります。

屋外型の場合、このあたりが最小サイズで、段ボール箱では36～90箱分が収納できるサイズです。

月額料金は、安いものでは3000円台から、高いものでは1万円台までと、こちらも地域やタイプによって幅があります。
このあたりですと、長手のプラスチック製のケースがいくつも収納でき、また様々なサイズの箱も、うまく配置しながら積み重ねて収納できるようになります。

入れられるものの中でいちばん大きなものとしては、家電製品では冷蔵庫や洗濯機が収納でき、1畳になると自転車あるいは50㏄のスクーターの一部車種が収納できるでしょう。

収納に向いているものとして、0.5畳未満同様、衣類やCD・DVD、書籍、コレクターアイテムの他、以下のものも収納に向いています。

• 布団
• スキー用品
• バーベキューセット
• キャンプ用品
• 冷蔵庫や洗濯機ぐらいの大きさまでの家電製品
• 幼児用・子供用自転車
• 車やバイク、自転車のパーツ

使用用途例としては、季節のものの収納やコレクションの収納の他、アウトドア・スポーツ用品の収納が挙げられます。
また、一人暮らしの人が引越しなどで、一時的に家財を退避させたい場合にも利用できるでしょう。家財やコレクションを多めに持っている一人暮らしの人や、アウトドアやスポーツで多くの道具を使用し、特に車で持ち運ぶことの多い人が向いています。 

0.5～1畳のトランクルーム価格表（参考）

※2021年2月24日現在

1.5～2.5畳

1.5～2.5畳は、平方メートル換算にしますと、およそ2.43～4.05平方メートルです。
トランクルームでも1.5畳あたりになると、幅が広くなるとともに間口も大きくなるため、比較的大型の荷物が収納しやすくなります。

段ボール箱にしますと126～252箱分と、かなりの収容力です。
月額料金は、安いものでは1万円台を切るものもありますが、都市部などにある高いものでは、2万円台に達する場合があります。

荷物をいっぱいにしたときに入る荷物ですが、段ボール箱やプラスチックの衣装ケースだけでなく、家具類も収納可能です。

入れられるものの中でいちばん大きなものとしては、家具類ではダブルベッドが、サーフボードでは寝かせた状態でミッドレングスやファンボードの一部が収納できます。

また、自転車は大人用まで全てのサイズが、バイクも普通二輪の一部車種が収納可能です。
収納に向いているモノとして、1畳でも収納できる荷物の他、以下のものが挙げられます。

• 棚のように厚みのない家具類
• ダブルベッド(2畳以上の場合)
• バイクや自転車本体
• 夏用または冬用のタイヤ

使用用途例としては、自宅に置くとかさばる荷物を収納したり、バイクや自転車の駐輪場代わりに使用したりするなどが挙げられます。
2人世帯の人が、引越しなどで家財を退避させるためにも利用できるでしょう。

あれこれと欲張って収納したい人や、趣味や通勤でバイクや自転車を利用する人に向いています。

1.5～2.5畳のトランクルーム価格表（参考）

※2021年2月24日現在

2.5～5畳

2.5～5畳は、平方メートル換算にしますと、およそ4.05～8.1平方メートルです。
このあたりの広さになると、幅も奥行も余裕があり、入口の扉が両開きの物件もあるので、かなり大型の荷物が収納できるようになります。

段ボール箱にしますと252～495箱分と、相当な箱数が収納できます。
月額料金は、安いものでは1万円台からありますが、大都市部の屋内型のものでは7万円台に達するものもあります。

荷物をいっぱいにしたときに入る荷物ですが、タンスのような厚みのある家具が、いくつも収納可能となります。

入れられるものの中でいちばん大きなものとしては、サーフボードでは1.5～2.5畳と同様、ミッドレングスやファンボードの一部を寝かせて収納できます。

また、バイクも一部の大型車種までが収納可能です。収納に向いているモノとして、以下のものが挙げられます。

• ほぼ全ての家財道具
• バイクや自転車本体

使用用途例としては、バイクや自転車の駐輪場代わりに使用できるのはもちろん、家族のいるご家庭や大きな家にお住まいの方で、一時的に家財を退避させたい場合などが挙げられます。
引越しやリフォーム、建て替えをされる人や、経済的に余裕があり、趣味でバイクを楽しみたい人が向いています。

2.5～5畳のトランクルーム価格表（参考）

※2021年2月24日現在

5畳以上

5畳は、平方メートル換算にしますと、およそ8.1平方メートルです。
ワンルームマンションの一室並みの広さになり、家にある家財の全てを、余裕で収納できるくらいの広さになります。

段ボール箱にしますと495箱分となり、箱の管理が大変なくらいの量が保管できます。
月額料金は、安いものでは1万円台後半からありますが、屋内型のものでは8万円台にも達します。5畳あたりの広さは、ベースとなるコンテナの寸法の関係で、利用できるところは少なく、主に8畳あたりの広さが主流となります。

8畳あたりになると、平方メートル換算では12.96平方メートルで、一辺の長さが3.6メートルもの大きさになります。
8畳間のお部屋の広さをイメージしてみると、かなりの広さがあることがお分かりになるでしょう。

段ボール箱にしますと、792箱もの量が収納できます。
8畳における月額料金の価格帯は、2万円台から5万円台です。

このあたりの広さになると、屋内型では用意されていないことの方が多いです。
荷物をいっぱいにしたときに入る荷物ですが、ほとんど全ての荷物が収納可能となります。

入れられるものの中でいちばん大きなものとしては、サーフボードではロングボードが、また、バイクもほとんどの車種が収納可能です。
収納に向いているモノとしては、持て余すほどの広さや家賃並みの利用料から、個人での利用機会はほとんどないと思われます。

むしろ、ビジネスでの利用において、以下のものを保管する機会が多いでしょう。

• 業務に関係する文書類
• 商品の在庫

使用用途例としては、年々増え続ける書類を段ボール箱に入れて保管したり、商品在庫の入出庫のために利用したりすることなどが挙げられます。
ビジネスで大量の商品や書類を扱う人が向いています。

5畳以上のトランクルーム価格表（参考）

※2021年2月24日現在

 

【参考】
5畳あたりの広さでは、北海道のシロクマトランクのように、隣接した部屋同士を貸し出すといったサービスが行われている例があります。
その場合、部屋同士の仕切りを撤去して利用することもできるそうです。
https://shiro-kuma.co.jp/contents/1593/

都道府県	トランクルーム名称	店舗名	屋内/屋外	広さ	月額（円）
				(畳)
北海道	シロクマトランク	豊平店	屋内	4.83	3,420
		豊平36号線店	屋内	4.93	4,960

 

まとめ

ここまで、トランクルームのサイズ別に具体的な広さや、月額料金の目安、どのようなものが収納できて、どのような用途で使用されるかなどについて解説していきました。また、全国のトランクルームの、サイズ別に分けた一例についても、ご紹介していきました。これらを参考に、収納する荷物の量や料金のバランスを考えて、最適な広さのトランクルームを選んで、賢く利用しましょう。

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