トランクルームの料金相場は?1ヶ月や1日などの短期や即日でも借りられる?
ページ内にプロモーションが含まれている場合があります。トランクルームの料金相場は、同じ広さなのに、場所によって様々で、大変分かりづらいものです。しかしそれは、条件によって、ある程度の傾向を見ることができます。
ここでは、トランクルームの料金相場の解説に加え、実例も交えて、サイズごとの収容力についても解説していきます。また、長期にではなく、1ヶ月や1日といった期間だけ利用したい方も多いことでしょう。さらに、急な転勤などで、すぐに荷物を退避させなければならず、お困りの方もいらっしゃるかもしれません。
それらの場合、短期間での利用が可能であるか、また、借りたいときに即日で借りることができるのかについても解説していきます。
屋内・屋外問わず、様々なタイプのトランクルームを利用してきた経験を元に、分かりやすく解説します!
もくじ
トランクルームの料金相場
トランクルームの料金がどのぐらいかかるものか、とても気になるかと思います。立地条件や広さ、屋外・屋内などの条件によって、料金に幅があるため、分かりづらいものとなっております。
そこで、トランクルームの料金相場について、その目安をタイプ別に分けて、表にまとめてみました。また、畳数と平方メートルで示したサイズや、みかん箱を基準とした収容力も併せてまとめましたので、ご参考になさってみて下さい。
(参考)
サイズ | 収納できる段ボール数(個) | 月額の目安(税込) | |||
---|---|---|---|---|---|
帖 | 平方m | 屋外1階 | 屋外2階 | 屋内 | |
0.5~1 | 0.81~1.62 | 20~50 | 5千円~1万円前後 | 3千円~8千円台 | 4千円~1万円台 |
1.5~2.5 | 2.43~4.05 | 70~225 | 1万円台前半~2万円台 | 8千円~1万5千円台 | 1万円~2万円台 |
2.5~5 | 4.05~8.1 | 225~260 | 1万円台後半~4万円台 | 1万円~3万円台 | 2万円~7万円台 |
5~ | 8.1~ | 260~ | 3万円以上 | 2万円以上 | 3万円~8万円台 |
以下を基準として計算しました。
- トランクルームの高さは2m
- 1畳=幅90cm×奥行180cm=1.62平方メートル
- 段ボール箱(みかん箱程度)=幅30cm×高さ40cm×奥行50cm
ご覧のとおり、料金には大きな幅がありますが、カテゴリー分けすることによって、ある程度価格帯が絞られてきます。
トランクルームでどのくらいの荷物が入るかの実例
先に挙げた表では、みかん箱を目安としてどれだけ収容力があるのか示してみました。おそらく、みかん箱でも実感の湧かない方が多いかと思いますので、トランクルームを利用している友人の実例を画像を踏まえてご紹介します。
まずはご参考に、利用者のプロフィールをご紹介します。
【利用者のプロフィール】
- 40代の男性会社員
- 東京周辺のベッドタウンにある、賃貸住宅に住む
- 自宅の最寄り駅近くに屋内型のトランクルームを1基借りる
- 広さは約0.5畳
- 料金は月額6000円台後半
- コレクションや季節の衣類等、部屋に収まりきらない荷物を収納中
- 荷物もかなりいっぱいになってきて、今後広いトランクルームに移すべきかどうか思案中
実際に利用しているトランクルームを見せていただきました。
事前にお話を伺ったとおり、扉を開けると、荷物が満載でした。扉裏に貼り紙がしてあったので、それについても聞いてみました。
その利用者の方曰く、荷物が鍵のシリンダーに干渉してしまい、鍵が開かなくなってしまったことがあったとのことでした。
下の写真のように、鍵を回すと、中のシリンダーも回転するしくみになっています。荷物が満載で、しかも扉が十分閉まらない状態で無理に施錠をしたために、シリンダーが荷物に押されて動かなくなってしまったそうです。
そのため、シリンダーの可動範囲には、荷物が鍵のシリンダーに接触しないように、注意喚起として貼り紙をしているそうです。ちなみに、そのときどのようにして、鍵を開けられるようになったのかについても聞いてみました。
その方は、トランクルームの管理会社に電話をして、事情を説明したところ、次のような対応をして下さったとのことでした。
- 定期的に巡回するスタッフに開錠を依頼
- スタッフはドア上の隙間から、ものを引っ掛けるカギのついた長い棒を使い、シリンダーに引っ掛けて強制的に開錠
その際、荷物の破損はやむなしということで、対応を依頼されたそうです。別途費用はかかることなく開錠でき、段ボール箱の一部が破れたものの、保管している中身までは、幸いダメージがなかったそうです。
このあたりのサービスは、業者によってまちまちなので、そのようなトラブルの際の費用は確認しておく必要があります。
続いて、荷物を全て取り出していただきました。
幅1.1mの通路が塞がってしまうくらいの荷物の量です。
0.5畳でも、これだけの荷物が収納できてしまいます。
荷物が空になったところで、トランクルーム中の様子も拝見させていただきました。
通路が狭いため、入口全体は写すことができませんでした。
床面の様子もご覧いただきましょう。
幅は95.5cm、奥行は83cm、天井までの高さは209cmありました。
屋内の場合はパネルで仕切られているため、右側のように補強や接合のための折り込みがなされていて、荷物が引っかかってしまう場合もあるかもしれません。
利用している鍵はこのような感じです。
右のカードがマンション入館用のカードキーです。マンションの2階に設置されているため、マンションに入館するのに用いられます。左下の青いものが、トランクルーム入館用のICキーです。
こちらを、トランクルームの入口付近にあるセンサーに当てると、ドアが開錠されて中に入ることができます。中に入ったら、左上の鍵を使って、個人用のスペースの扉を開閉します。
鍵についても、各トランクルームでは様々で、こちらの利用者の方も、過去にいろいろなトランクルームを使用してきたそうです。
お話を伺ったところ、特殊な鍵を用いるところや、バーコードで自動化されたラックからコンテナを呼び出す方式、そしてシンプルに南京錠で施錠するタイプなど、多種多様な鍵が用いられているそうです。
トランクルームの料金を安く抑えるポイント
トランクルームを借りると、月々の出費がかさみます。できれば料金は安く抑えたいものです。トランクルームを安く抑えるためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。
- 屋外のトランクルームを選ぶ
- 2階以上の部屋を選ぶ
- 郊外にあるトランクルームを探す
それでは、一つずつ見ていきましょう。
屋外のトランクルームを選ぶ
荷物の保管状態やセキュリティを考えるなら、断然、屋内型のトランクルームに軍配が上がります。しかし、屋内の方が屋外に比べて空調管理やセキュリティが行き届いている分、割高となります。
屋外のトランクルームは、屋内に比べて保管環境やセキュリティ面で劣るものの、コストパフォーマンスにおいては屋内よりも優れています。
2階以上の部屋を選ぶ
また、同じ屋外でも、2階以上積み重ねたコンテナタイプの場合、荷物の出し入れがしやすい1階の方が、料金が高いです。そのため、階段を使っての荷物の出し入れは、大変手間がかかりますが、2階以上の部屋を選ぶことによって、さらに料金を抑えることができるようになります。
郊外にあるトランクルームを探す
トランクルームの料金を高くする条件として、大都市圏に立地しているケースがあります。同じ広さでも郊外で借りる方が、より安く利用することができるようになります。
トランクルームを1ヶ月や1日など短期で借りることはできるのか?
「家のリフォームや引越しなどでどうしても短期で使う必要がある」
「実家に戻ることになり、荷物が増えてしまい、実家に置けない」
「急に海外転勤が決まったので、使わない荷物を預けておきたい」
家の修繕や建て替え、その他急な事情のため、一時的に荷物を預けておきたいといったことは、誰しも起こることでしょう。そのような場合、1ヶ月や1日など、短期でトランクルームを利用できればと考える方も多いのではないでしょうか。
こうした短期での利用は、トランクルームでもできるのでしょうか?これから、トランクルームの短期利用について解説していきます。
1ヶ月や1日など短期で借りることはできる
1ヶ月や1日など短期で利用できるトランクルームは、実際にあります。ただし、そのような店舗は少ないのが現状です。ほとんどの店舗では、短期の定義としては、1ヶ月~3ヶ月と見ているところが多いです。
特に、1日のみで利用できる店舗は多くありませんがが、近頃は増えつつあり、1日単位の他、週単位で借りられるところも出てきています。
ネットで「トランクルーム 1日」や「トランクルーム 短期」などで検索してみると、見つかるかもしれません。
1ヶ月や1日など短期で借りるときの注意点
1ヶ月や1日など短期で借りるときは、以下の点に注意して下さい。
- 最低利用期間やかかる費用を確認する
- 広さや設備を確認する
- できるだけ家から近いところを選ぶ
それでは、これらについて説明していきましょう。
最低利用期間やかかる費用を確認する
もし、条件に合いそうなトランクルームを選んだら、まず始めに最低利用期間を確認するようにしましょう。最低利用期間が「1ヶ月」ならば、1日や週単位での利用はできません。
また、短期での利用が可能な場合でも、発生する費用は確認しておきましょう。たとえ短期であっても、利用している間の料金や、事務手数料などの初期費用が1ヶ月分発生する場合がありますので、ご利用の際は、十分確認しておきましょう。
主にかかる初期費用は、以下のとおりです。
- 敷金
- 礼金
- 保証金
- 事務手数料
- 鍵の発行手数料 など
敷金や礼金がかからないケースもあり、運営会社によって、そのシステムは様々です。借りると決めたら、前もって最低利用期間や費用はチェックしておきましょう。
広さや設備を確認する
トランクルームを選ぶ前に、必ず広さや設備を確認するようにしましょう。事前に広さを確認しておかないと、荷物が入りきらないことがあります。
預ける荷物の量または個々の荷物の寸法もチェックしておきましょう。可能であれば下見も行って下さい。
特に入口の寸法は確認が必要で、トランクルームの寸法は、内寸(幅×奥行×高さ)は紹介されていますが、入口の寸法は明確でないことが多くあります。
いざ入れる段階になって、荷物が入らないといったことがないためにも、メジャーを持参して、入口の寸法は確認するようにしましょう。
屋外のトランクルームを借りる場合は、雨風の際に水が入り込まないかのチェックも必要です。見学可能ならば、雨漏りや立地などを確かめるようにしましょう。
短期での借り入れの場合は、屋外ならば必ず1階にしましょう。2階の場合、出し入れが大変不便となります。
また、自転車やバイクを入れる際は、ラダーレールの貸し出しなどのサービスがあるかについても確認しましょう。1階でも地面と扉の間には、段差があります。
特に車重の重いバイクを入れる際には、ラダーレールが必須となります。その他、収納のために必要な設備についても、チェックは行うようにしましょう。
できるだけ家から近いところを選ぶ
短期での借り入れの場合、すぐに荷物を運び出さなければなりません。車を使っての往復を考慮しても、自宅から近い方が大変楽です。
もちろん駐車場が最低限あって、できればトランクルームのそばに横付けできるところが望ましいです。都心部や大都市圏の場合、駐車場がないところもありますので、要注意です。
駐車場がないところを選ぶと、離れたところで別途駐車場を借りなければならなくなってしまいます。トランクルームと駐車場の間を、わざわざ荷物を運びながら自分の足で行き来しなければならないといった、不便を強いられる場合があります。
トランクルームを即日で借りることはできる?
「実家に戻る際に置き場所に困るので、とりあえずすぐ借りたい」
「引越しやリフォーム、建て替えで、運び出せるものはすぐに運び出したい」
「急な転勤があるが、大きな荷物は置いておきたい」
そのような場合、トランクルームを即日で借りることができるのでしょうか?最近では、Webで契約が完結するところもあるので、即日で借りられるところも出てきています。
そこで、どのようなトランクルームで即日借りられるか、またその際の注意点やその方法・流れについて解説します。
即日で借りられるところもある
Webで申し込み可能なところは、即日で契約が完了できる場合があります。交通系ICカードを鍵として利用できるところであれば、契約したその日に利用も可能です。
従来の書類送付で対応しているところでも、事務所に来所することによって、即日で利用できるところもあります。また、屋内型でビル全体がトランクルームになっている「ビルドインタイプ」と呼ばれるもので、管理会社のオフィスが置かれている場合、見学や契約までの受付、そして鍵の受け渡しが一度に行えます。
ただし、ビルドインタイプのトランクルームは、物件が少ないため、空きが少ないのが実情です。
即日で借りるときの注意点
即日で借りるときの注意点として、以下の3つが挙げられます。
- 荷物を預けるまでの時間がないからといって焦らない
- すぐに契約できるよう、必要なものは持っていく
- 事前に見学はできない場合もある
これらについても、詳しく見ていきましょう。
荷物を預けるまでの時間がないからといって焦らない
荷物を預けるまでの時間がないと、慌てて決めがちです。確認が不十分なために「荷物が入りきらない」「車が停められない」などといったトラブルが起こる恐れもあります。
荷物を預けると決まったら、落ち着いて事前準備をしておきましょう。
すぐに契約できるよう、必要なものは持っていく
必要なものを忘れてしまって、契約できなかったということがないように、これらのものは必ず持っていくようにしましょう。
- 免許証や保健証などの本人確認書類
- 印鑑(銀行印と普通の印鑑)
- 緊急連絡先のメモ
- 初期費用
- 通帳
- 現金
対面での受付の場合、初期費用はその場で現金払い、料金の支払いは銀行引き落としが基本となります。そのため、銀行印や通帳、そしてまとまった現金も必要となります。
事前に見学はできない場合もある
Webや事務所での申し込みの場合、事前に見学ができない場合があります。屋外の場合は事前に足を運んでみて、現場を見ることができますが、屋内型の場合、部外者は立ち入れないため、推測で決めていく必要があります。
即日で借りるときの方法・流れ
即日で借りるときの方法として、「Webでの申し込み」か「対面での受付」の2つがあります。いずれも、通常の書類送付に比べると、シンプルかつスピーディです。
それでは、その2つの方法について、流れを説明します。
Webでの申し込み
Webで契約が完結する場合は、スマホやパソコンから手軽に申し込みができます。以下のように、手続きはとてもスムーズです。
(1)申し込みフォームに必要事項を入力して送信する
(2)審査
(3)審査が通れば「鍵情報」の通知のメールが届くので、メールを受け取り次第、利用が可能となる
対面での受付
運営会社の事務所あるいはビルドインタイプにあるオフィスでの契約では、対面での受付となります。対面の場合、手作業が多い分だけ若干手間がかかりますが、それでも書類送付に比べると、スピーディに行うことができます。
(1)その場で申し込み書類に必要事項を記載
(2)本人確認書類の確認および審査
(3)審査が通れば、初期費用の支払い・鍵の受け取りを行ってから、利用が可能となる
記載等に誤りがあっても、その場で対応できるので、書類が送り返されてから、また送付しなおすといった時間のロスもありません。
まとめ
トランクルームの料金相場は、次の条件で決まってきます。
- 立地条件(大都市圏あるいは郊外、交通の便など)
- 広さ
- 屋内か屋外か
- 屋外の場合、1階か2階か
たとえ0.5畳のトランクルームでも、意外と荷物がたくさん収納できます。コストと実用性を天秤にかけながら、借りるサイズを決めていきましょう。
1ヶ月や1日など短期で借りるトランクルームはありますが、借りる際は、以下の点に注意しましょう。
- 最低利用期間やかかる費用を確認する
- 広さや設備を確認する
- できるだけ家から近いところを選ぶ
申し込んだ即日で利用できるトランクルームもありますが、こちらも、以下の点には注意しましょう。
- 荷物を預けるまでの時間がないからといって焦らない
- すぐに契約できるよう、必要なものは持っていく
- 事前に見学はできない場合もある
長期で利用する際と同様、短期で借りる際や即日利用の際も、焦らず計画的に、最適なトランクルームを選ぶようにしましょう。
オトコロドットコムでトランクルームを検索する方法
オトコロドットコムでは、様々な条件で候補となるトランクルームを手軽にピックアップすることができます。まず最初に、トランクルーム検索ページトップ にアクセスします。主に2つの方法で店舗一覧を表示することができます。 ① 都道府県 > 市区町村 > 駅 など絞込みをして一覧を表示させる方法 ② 検索窓口からピンポイントで住所や地名を入力して検索する方法