バイクや自転車はトランクルームが便利!?必要なサイズや費用はどのくらい?
ページ内にプロモーションが含まれている場合があります。もくじ
はじめに
「駐輪場に置くとイタズラされてしまう」「盗難が心配」「快適に通勤・通学がしたい」「大切に乗り続けたい」など、バイクや自転車を利用している方にとって、そのようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
特に、高額な自転車や希少なバイクを乗っている方は、不特定多数の人が出入りする駐輪場に停め続けるのは、大変不安なことでしょう。また、屋外にさらす時間が長ければ長いほど、バイクや自転車の劣化も早めてしまいます。
そのような場合、トランクルームが大変おすすめです。バイクや自転車を屋内に保管することができて、しかも外から施錠ができるため、防犯効果も抜群です。
ここでは、トランクルームでバイクや自転車を保管するメリットに加え、その際のポイントや注意点、さらに排気量や大きさごとに必要な、トランクルームのサイズや費用の目安についてもご紹介します。
この記事を読むことによって、バイクや自転車の保管手段として、トランクルームを活用するための知識を学ぶことができます。
屋内・屋外問わず、様々なタイプのトランクルームを利用してきた経験を元に、分かりやすく解説します!
トランクルームでバイクや自転車を保管するメリット
トランクルームでバイクや自転車を保管することによって、次のようなメリットがあります。
- イタズラされない
- 盗難防止
- 劣化を防げる
- 手ぶらで通勤・通学ができる
- 急に雨が降ったりお酒を飲む時も安心
- 使わない時にも置いておける
それでは、これらについて解説していきます。
イタズラされない
自転車やバイクを屋外の駐輪場で停めておくと、心ない者たちによるイタズラを受けることがあります。シートをカッターで切ったり、タイヤをパンクさせたりするイタズラは、もはや日常茶飯事のことです。
中には、自転車やバイクのホイールに、番号が分からないダイヤル式のワイヤーロックをかけて外せないようにする悪質なものも発生しています。
トランクルームで保管しておけば、そのようなイタズラを受けずに済みます。
盗難防止
屋外での保管は、イタズラばかりでなく、盗難のリスクも高まります。バイクの部品から、自転車・バイク本体に至るまで、あなたの愛車は常に狙われていると考えてもよいでしょう。
トランクルームにあなたの愛車を収納すれば、このようなリスクも防げるようになります。
劣化を防げる
屋外で雨ざらしの状態では、直射日光によるゴムやプラスチック部品の劣化や、雨による金属部品のサビ、風などでの転倒による損傷も発生しやすくなります。
トランクルームでしたら、雨風を防ぐことができるので、あなたの大切な自転車やバイクを、良いコンディションで保つことができます。
手ぶらで通勤・通学ができる
通勤・通学で自転車やバイクを使う際、重いカバンを背負いながらの往復は、動きづらく疲れも溜まりやすくなります。職場や学校近くにトランクルームを借りて、自転車やバイクの他、カバンなども置けるようにすれば、自宅から手ぶらで通うこともできます。
急に雨が降ってきたりお酒を飲む時も安心
最近は異常気象のせいか、ゲリラ豪雨に見舞われることも多くなってきました。大雨の中、バイクや自転車での移動は、大変危険です。
また、仕事の付き合いや、友人からの突発的なお酒の誘いなどがある場合は、飲酒運転して帰るわけにはいきません。
けれども、職場や学校周辺の駐輪場に停めておくのは、大変不安でしょう。そんなとき、職場や学校の近くにトランクルームを借りれば、急な雨や酒の席でも、自転車やバイクを安心して停めておくことができます。
使わない時にも置いておける
出張や旅行などで、しばらくバイクや自転車を使わない場合、外に停めておいたままだと、イタズラや盗難などの際に、すぐに対応できません。
その他、様々な事情で自転車やバイクを使わない場合でも、トランクルームを借りれば、しばらく使わない間も、コンディションを保ったまま、安全に保管することができます。
トランクルームでバイクや自転車を保管する時のポイント、注意点
トランクルームでバイクや自転車を保管する時、まずは利用しているトランクルームの特徴を把握しつつ、必要があれば以下のポイントや注意点に気をつけましょう。
- 段差があるのでラダーレールを用意する
- 床を汚さないように事前に処理をしておく(とくにバイク)
- アルミラックに装備や整備用品を置いておく
- ライトを用意しておく
段差があるのでラダーレールを用意する
自転車やバイクを収納するために使うトランクルームは、一般的に屋外に置かれたコンテナを改造したものがほとんどです。コンテナの水平を保つために、基礎が地面に設けられ、その上にコンテナが載っているような形となります。
さらに、コンテナの床面自体も高く設けられており、それゆえ、トランクルームには意外と高い段差があります。ロードバイクのような軽い車両なら、そのまま担いで収納できるかもしれません。
しかし、車重のある電動アシスト付き自転車やバイクの場合、そうはいきません。ラダーレールをレンタルしてくれるところもありますが、もしもそのようなサービスがないトランクルームの場合は、ラダーレールを自分で用意するようにしましょう。
床を汚さないように事前に処理をしておく(とくにバイク)
自転車やバイクをトランクルーム内でメンテナンスを行う場合、さび止めや洗浄剤などが床に垂れてくることがあります。
また、メンテナンスをしていないときでもバイク、特に2ストロークエンジン車は、マフラーにタール状のものが溜まり、それがマフラーの外に垂れてきます。
また、老朽化したバイクは、ガソリンやエンジンオイルの漏れも起こりやすくなります。バイクを保管する際に垂れてくる汚れは、油を含みますので、洗ってもなかなか落ちません。
トランクルームの床面は、木製の板が貼られていることが多いため、もしも床に汚れが染み込んでしまった場合は、返却の際、補償問題にもなりかねません。
特にバイクをトランクルームに保管する場合は、ビニールシートなどを敷くなどして、床が汚れないように処理をしておきましょう。
アルミラックに装備や整備用品を置いておく
自転車やバイクを長年使用していると、部品の破損や故障といったトラブルに見舞われることがあります。また、雨が降った場合には、雨合羽も必要になるでしょう。
荷台に荷物を載せる必要がある場合には、ゴムロープも必要となってきます。そのようなときに備えて、トランクルーム内には、必要な装備や整備用品を置くようにしましょう。
トランクルーム内を整頓するために、そして必要な時に必要なものを取り出しやすくするために、アルミラックを用意して、必要な装備や整備用品を置いておくようにしましょう。
ライトを用意しておく
見落としがちな点ではありますが、コンテナを改造した屋外のトランクルーム内には照明がありません。
もしも、トランクルーム内で作業をする場合や、何か探し物がある場合には、ライトが必要です。
ライトもトランクルーム内に常備しておき、いつでも取り出しやすい場所に置いておきましょう。
バイクを保管するのに必要なトランクルームのサイズと費用の目安
これから挙げる、排気量ごとのサイズと費用は、あくまでも目安です。同じ広さでも、立地条件によって価格帯に幅が生じることにご留意下さい。
区分 | 広さmin | 月額(円) | 広さmax | 月額(円) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
(帖) | min | max | (帖) | min | max | |
原付 | – | – | – | 1.5 | 8000 | 20000 |
~125cc | 1.5 | 8000 | 20000 | 2 | 10000 | 25000 |
~250cc | 2 | 10000 | 25000 | 2.5 | 12000 | 30000 |
~400cc | 2 | 10000 | 25000 | 2.5 | 12000 | 30000 |
400cc以上 | 2 | 10000 | 25000 | 3 | 20000 | 40000 |
トランクルームによって、同じ広さでも、間口の大きさが異なることに注意しましょう。バイクを入れるのに十分な広さがあっても、間口が狭いと、バイクを入れることができない場合があります。
扉タイプのものよりも、シャッタータイプの間口の方が、比較的広めに取られています。借りるトランクルームを決める前に、現場の見学や下見は一度行うようにしましょう。
事前にお手持ちのバイクの寸法を測っておき、間口の形状や寸法を確認して、バイクを中に入れることができるのか確かめましょう。最低限収納できるサイズの目安は、次のように考えます。
- 全長:すっぽり奥行に収まること
- 幅:押しながら入れる関係でバイク本体の最大幅+45cm(成人男性の平均の肩幅[*注])
- 高さ:人が立ったまま入れること
ただし、トランクルームの奥行きは、ベースとなるコンテナの規格上、一定の限度があります。大型のバイクだと、まっすぐ入れた際に、トランクルームからはみ出してしまうかもしれません。
その場合、幅で十分な広さを確保して、トランクルーム内でバイクを斜めに停めることを考えましょう。他にも装備や整備用具などを収納する際は、ラックなどの幅も考慮して、目安よりも広めの幅を取りましょう。
また、トランクルーム内で作業も行う場合も、作業ができるスペースを余裕持って確保するようにしましょう。
[*注]人体寸法計測データとその活用 – J-Stage
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fiber1944/52/9/52_9_P357/_pdf/-char/en
自転車を保管するのに必要なトランクルームのサイズと費用の目安
自転車を保管するのに必要なトランクルームのサイズですが、1台のみ収納することを想定した目安としています。
区分 | 広さmin | 月額(円) | 広さmax | 月額(円) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
(帖) | min | max | (帖) | min | max | |
幼児用 | 0.5 | 2500 | 7500 | 1 | 7500 | 15000 |
子供用 | – | – | – | 1 | 7500 | 15000 |
大人用 | 1 | 7500 | 15000 | 1.5 | 8000 | 20000 |
電動アシスト付き | 1 | 7500 | 15000 | 1.5 | 8000 | 20000 |
自転車の場合、電動アシスト付きでなければ、成人男性ならば運べる重量ですので、置き方次第では複数台収容できます。
競技用もしくは趣味として利用するための、スポーツサイクルを保管する場合は、バイク同様に装備や整備用品を収納したり、作業したりするためのスペースを多めに取る必要があります。
まとめ
バイクや自転車をトランクルームで保管すると、盗難あるいはイタズラ防止、そして劣化防止など、様々なメリットがあります。その際のポイントや注意点として、次の4つが挙げられます。
- 段差があるのでラダーレールを用意する
- 床を汚さないように事前に処理をしておく(とくにバイク)
- アルミラックに装備や整備用品を置いておく
- ライトを用意しておく
バイクや自転車の大きさ、その他常備しておくものによって、必要となるトランクルームのサイズが変わってきます。
また、トランクルームを借りる前に、事前にお手持ちのバイクや自転車の寸法を測っておき、下見を行って、バイクや自転車が十分入るだけの間口があるかを確認することを忘れないようにしましょう。
トランクルームの費用は、広さだけでなく、立地条件によっても変わってきます。バイクや自転車本体以外に何を置くのかに加え、利用する地域も十分吟味しながら、ご自身にとって最適なトランクルームを選ぶようにしましょう。
オトコロドットコムでトランクルームを検索する方法
オトコロドットコムでは、様々な条件で候補となるトランクルームを手軽にピックアップすることができます。まず最初に、トランクルーム検索ページトップ にアクセスします。主に2つの方法で店舗一覧を表示することができます。 ① 都道府県 > 市区町村 > 駅 など絞込みをして一覧を表示させる方法 ② 検索窓口からピンポイントで住所や地名を入力して検索する方法