子供・小学生向けのパソコン教室とプログラミング教室の違いを徹底調査!授業内容、費用、対象年齢など
2020年度からプログラミング教育が小学校で必修となりましたが、今の子供たちはスマホやタブレットでYouTubeやゲームアプリばかりに触れ、パソコンに触ったことのない子がほとんどです。
この記事では、
- 子供に早くからIT教育を受けさせたい
- 将来プログラマーやエンジニアになってほしい
- 学校の授業について行かせたい
といった方に向けて、子供向けパソコン教室とはどういったものか、パソコン教室とプログラミング教室の違いやメリットデメリットをご紹介します。
もくじ
子供向けパソコン教室の授業内容・身につくこと
子供向けパソコン教室では、どのような授業が展開されて、どのようなスキルを身につけられるのか、気になる所です。ここでは子供向けパソコン教室の授業内容や身につくことをまとめました。
授業内容その1:タイピング
文字を入力する行為を「タイピング」と言います。練習を重ねると、かなりのスピードで指を動かし、正確に入力していくことが出来るようになります。
タイピングには「ホームポジション」と呼ばれるものがあります。いわばタイピングにおける正しい姿勢・構え方です。これが身についていないと、自己流のタイピングを続けることになり、いつまでも正確な素早いタイピングをマスターすることが出来ません。
そこで、小学生の段階からホームポジションを習得しタイピングの基本姿勢を身につけることで、効率よく無駄のないタイピングが行えるようになります。
授業内容その2:パソコンの基本操作
家電には電源のオンオフのスイッチがあります。オンとオフを交互に行って重大な問題が起きる家電は多くありませんが、パソコンの場合はデータが壊れてしまうことがあります。
子供向けパソコン教室ではパソコンの基本操作、使用時の守るべきルールを学ぶことが出来ます。データを壊さずに安全に終了させる方法やマウス操作など、パソコンの基本操作を身につけておくことで、家でパソコン学習する際にも安心して子供にパソコンを触らせることが出来ます。
授業内容その3:オフィスソフト(ワード、エクセル)
文書作成には欠かせないワード、数値計算やグラフ作成に不可欠なエクセル、これらはオフィスソフトとして全世界の会社で用いられている、世界で通用するツールです。
ワードやエクセルには様々な機能があり、使いこなせればビジネスの場で重宝されます。また文書作成能力などを問う日商PC検定を取得しておけば、高校や大学の入試で優遇されたり、履歴書にも記載出来ます。
子供の頃からワードやエクセルなどのオフィスソフトに慣れ親しんでおくことで、学生時代に作成するレポートや卒業論文、また就職してから作成することが多いビジネス文書などをスムーズに作成することが出来ます。
授業その4:画像の作成・編集など
学校でプリントを作成する際、スマホやデジカメで撮影した画像を取り込んで使用するケースがあります。
スマホでは画像の加工は簡単ですが、パソコンで行うにはソフトの使い方を学んでおく必要があります。その分、スマホよりも複雑な加工を行うことが可能です。
子供向けパソコン教室の費用
子供向けパソコン教室では、主に下記の3つの費用がかかり、それらをまとめて月謝として支払います。
・入会金
・授業料
・教材費
入会金は教室によって様々ですが、数千円~1万円の教室が多いようです。授業料は週に何回授業を受けるかで変わります。講師1人に対し生徒10人を見るような形式であれば1コマ当たり1,500円程度、週1回なら月々6,000円~8,000円程度に考えておくのがよいでしょう。
一方、マンツーマン授業となると1コマ当たり2,000円~10,000円と教室によって様々です。
教材費はどのような講座を受けるかで変化します。ワードやエクセルといった講座を受ける場合には専用の教材費が請求されることが多いです。
管理費を請求する教室も存在しますが、入会金を多めにもらって月々の管理費を受け取らないケース、入会金がない分、管理費をしっかりと請求するケースなどに分かれます。
子供向けパソコン教室で対象となる子供
ここでは以下の2つの点で解説します。
・対象年齢
・興味関心
対象年齢ですが、特に一般的に何歳以上という年齢が決まっているわけではありません。小学1年生から通うことが出来る教室も最近では増えてきています。ローマ字入力が小学1年生から理解できれば、小学校で行われるローマ字の授業にも簡単についていけます。
知的探求心にあふれた子供は特に子供向けパソコン教室に適しています。人にはできないことが自分にはできるという状況は、子供のやる気を刺激して、自然に前のめりで取り組むようになり、あっという間にスキルを身につけるケースがあります。
プログラミング教室の授業内容
プログラミングの必修化に伴い、子供向けプログラミング教室もまた増えています。プログラミング教室でも、子供向けパソコン教室のようにパソコンの基本操作などを学べます。パソコンに触れたこともない子供がいきなりプログラミングを学ぶことはできないので、最初の段階でパソコンの基本操作などを学ばせます。
プログラミング教室のメリット
プログラミング教室のメリットは、パソコンの基本操作だけでなく、プログラミングの基礎も合わせてより効率的に学習できる点です。ただし注意したいのは、パソコンの利用方法よりもプログラミングに重点が置かれますので、タイピングのホームポジションなどの所作が徹底されない場合があります。基本的な所作を身につけさせたい場合は、パソコン教室の方が適しています。
プログラミング教室で身につくこと
プログラミング教室で身につくことは、プログラミングの技術だけに限りません。自分で考えてプログラミングを作成し、うまくいかなければ問題点を自分で見つけ出して修正するという能力が身につきます。
プログラミング教室の費用
月謝に関しては、1万円程度で済むところがほとんどです。ただし、プログラミング教室によってはパソコンを自前で用意してもらうか、教室側でパソコンを貸し出すケースがあり、月々数千円がレンタル代として徴収される教室もあります。
これらの費用はプログラミング教室のホームページに記載されており、あらかじめ確認をしておきましょう。
プログラミング教室に向いている子供
プログラミング教室では、プログラムを1つずつ解説してそれを組み合わせていく形をとります。そのため、まずは教材を読んで、言われた通りにまずやってみるというスタンスが問われます。
子供の場合、1つ1つを積み重ねていくことを得意とする子供もいれば、苦手な子供もいます。飽きずに根気よく続けられる子や自分なりに面白さを見つけることが出来る子はプログラミング教室が向いているといえるでしょう。
子供向けパソコン教室のほうが、子供の興味関心を保ちながら、遊び感覚で進めていけるため、すぐに飽きてしまうような子でも継続しやすいかと思います。
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