マタニティヨガ教室の選び方(設備、プログラムの種類、託児所ありなど)
ページ内にプロモーションが含まれている場合があります。最近の産院や病院では、妊婦さんに対してマタニティヨガを勧めるところが多くなっているように思います。特に産院では、母親教室とは別に、マタニティヨガ教室を施設内に設けているところもあります。
では、自分が通っている病院にマタニティヨガ教室がない場合は、どうしたらいいのでしょうか?いまヨガ教室へ通っている人でも、もしかすると、妊婦さんを対象としていないクラスかもしれません。
今回は、マタニティヨガに通いたいけれど、どうやって探したらいいのか分からない人のために、マタニティヨガ教室の選び方についてご紹介したいと思います。
もくじ
マタニティヨガ教室を選ぶ5つのポイントとは?!
まずは、妊婦さんでも通えるヨガ教室を探してみましょう。マタニティヨガ教室は、妊婦さんだけを対象としたクラスと、一般の人の中に妊婦さんが混じって行うクラスがあります。
殆どの場合は、前者の方だと思いますが、マタニティヨガ講師の資格を持っている場合は、後者でも行うことができます。
いままでと同じヨガ教室に通いたいなら、妊婦でも参加が可能なのかを、前もって講師に訊ねてみてもいいかもしれませんね。
では、ヨガ教室に通ったことがある人もそうでない人も、次に紹介する選び方の5つのポイントを参考にして探してみましょう。
インターネットで“マタニティヨガ教室”を検索する
マタニティヨガ教室を探すときは、インターネットでリサーチすると簡単に探せます。実際に、ヨガ教室を見に行ってもいいのですが、妊婦さんには負担になると思います。
ヨガ教室を自分の足で探すよりも、インターネットで検索してみてください。マタニティヨガ教室へ通ったことのある先輩ママに、聞いてみてもいいかもしれませんね。
自宅から通いやすいマタニティヨガ教室をピックアップする
インターネットで検索したら、数多くのヨガ教室が探せると思います。その中からさらに、自宅から通いやすいエリアに絞って検索し、ピックアップしてみましょう。
例えば、「マタニティヨガ教室 〇〇駅」や「マタニティヨガ教室 〇〇市」など、駅名や地域名を入れて検索するとよいでしょう。
託児所付きである(小さなお子さんがいる人のみ)
上のお子さんがいらっしゃる人は、事前に託児所があるかを調べておく必要があります。もしくは、子連れでもOKなヨガ教室なのかを調べておくといいでしょう。
マタニティヨガ教室へ通いたくても、上のお子さんがいらっしゃることで通えないという人も少なくありません。できれば、ご自身がゆったりとヨガの時間を満喫するためにも、少し料金が高くても、託児所付きの教室を選ぶといいですよ。
ヨガマットなどの設備は整っているか
基本的にはヨガマットを貸し出してくれる教室が多いですが、有料の場合もあるのできちんと確認していくといいでしょう。自分のヨガマットを持っていってもいいですが、荷物になるので、妊婦さんには負担になると思います。
できるだけ、荷物は少なめにして通える教室が望ましいでしょう。
経験豊富な講師であるか
マタニティヨガは、妊娠周期や妊婦さんのお腹の大きさによって、できるポーズや軽減法などが個人個人異なってくるため、できるだけ経験の豊富な講師に教えてもらったほうが安心できるでしょう。
特に、はじめてヨガをする妊婦さんにとっては、無理をし過ぎたり、頑張り過ぎたり、逆効果になってはいけません。信頼のできる講師に教えてもらいましょう。
妊娠初期~臨月までのおすすめのプログラムなどをご紹介!
妊娠中には、体だけでなく心の変化も大きく変化します。体の変化では、辛いつわりがあったり、お腹が大きくなれば動きづらくなったり、お腹が張ってくることもあります。
心の変化としては、憂鬱になったり、気分が沈み込んでしまうマタニティブルーやうつ状態になることもあります。マタニティヨガのプログラムは、体と心の変化を良い状態へ改善したり、出産に向けての心構えや筋力作りを促す効果があります。
妊娠初期から臨月までの期間、どのようなプログラムが適切なのか、また、してはいけない禁忌ポーズなどをご紹介します。
妊娠初期
妊娠初期は、妊娠2か月までのことを言います。多くのヨガ教室では、安定期まではヨガをしてはいけないと定められていますが、ヨガを行うことは決して悪いことではないです。
もしも、ヨガをしたいのであれば、必ず主治医に確認してから行うようにしてください。妊娠初期におすすめのプログラムとしては、丹田呼吸・キャットカウ・仰向けで割り座・魚のポーズなどがいいでしょう。
この時期は、つわりの症状を和らげる方法として、背骨を柔軟にするキャットカウや、頭頂部を刺激してリラックスする魚のポーズを行ってください。血流を良くするためには、ももや鼠径部を伸ばしたリする、仰向けで割り座をしてみてください。妊娠初期の禁忌ポーズは、仙骨に刺激を与えるポーズや強いねじり、後屈のポーズはNGになりますので、気を付けましょう
妊娠中期
妊娠中期とは、妊娠5か月~7か月ごろのことを言います。この頃になると、安定期に入るので、できるポーズも多くなってきます。
妊娠中期におすすめのプログラムは、安産へ向けて足腰の強化のための、椅子のポーズやダウンドッグ、全身を伸ばすための片膝曲げ体側伸ばしや鳩のポーズなど、全身をストレッチするポーズです。お腹が圧迫されないように気を付けて行いましょう。
妊娠中期の禁忌ポーズは、お腹を圧迫させる前屈のポーズや強く腰を反らせるポーズ、逆転のポーズはしないように注意してください。
妊娠後期
妊娠後期とは、妊娠8か月~10か月までのころを言います。この時期になると、お腹が大きくなり、静脈が圧迫され、浮腫みが出てくる可能性があります。
お腹が張ってきたり、めまいがしたら、休憩をしながらヨガを行うようにしてください。お腹が大きくなると、頻繁にお腹が張りやすい人もいます。
休んですぐに治まるのであれば問題はありませんが、張りが強くなったり、治まらなければ、医師に相談してください。
妊娠後期におすすめのプログラムは、いよいよ出産に向けての体力作りがメインになってきます。ケーゲル体操・蹲踞(そんきょ)のポーズ・腰上げのポーズなど、安産のためにも下半身を鍛えるポーズを中心に行いましょう。
体力作りは、安産のためだけでなく、産後の回復にも影響してきます。妊娠後期の禁忌ポーズは、お腹を圧迫させるポーズはもちろん、バランスのポーズも控えたほうがいいでしょう。お腹の重みで、バランスが崩れて倒れると危ないので、気を付けるようにしてください。
臨月
臨月に入ると、いつ生まれてもいい状態になります。さらにお腹が大きくなり内臓を圧迫するので、キャットカウや猫の伸びのポーズ、壁に手を付いて行うダウンドックで、内臓の位置を戻してあげると、不快感を和らげる効果があります。
また、仰向けのポーズは、静脈を圧迫するので、長時間同じ態勢でいることは避けましょう。
まとめ
みなさんは、出産に対して、どのようなイメージを持っているでしょうか?はじめて妊娠した人にとっては、赤ちゃんができた喜びと同時に、不安や悩みを抱えている人も少なくはありません。そんなマタニティライフにとって、より快適で健康に過ごすためにおすすめしているのが、マタニティヨガです。
妊娠するとお母さんの体は、十月十日(とつきとおか)と言われるように、お腹が大きくなったり、ホルモンの影響などを受けて、体だけでなく心も大きな変化をしていきます。お母さんのお腹の中で、赤ちゃんがすくすくと育つためにも、お母さんの体と心のケアをマタニティヨガを通して日々の生活に取り入れてみましょう。
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