ヨガで骨盤矯正はできる?できる理由と矯正するメリット、効果、注意点
ページ内にプロモーションが含まれている場合があります。日々生活する中で、自分の姿勢について意識することはありますか?座るときに足を組んだり、荷物を持つときは同じ手ばかりなど、そんな動作に心当たりのある人がいるのではないでしょうか。もしかすると、その姿勢は骨盤の歪みの原因になっているかもしれません。骨盤が歪んだままで生活していると、姿勢だけでなく、体の不調にも繋がることもあります。特に、頭痛や肩こり、腰痛などは、骨盤の歪みが影響しているのかもしれないですよ。
そんな骨盤の歪みについての悩みを持った人や姿勢を良くしたい人に注目されているのが、骨盤矯正のためのヨガです。ヨガで骨盤を矯正するということは、一体どういうことなのか、また本当に骨盤を矯正できるのか、その疑問についてお答えしたいと思います。
もくじ
ヨガで骨盤矯正できる理由とは?!
ヨガで骨盤矯正するためには、骨の基盤でもある骨盤を正しい向きに調整して、上半身と下半身のバランスを正して全身を整えていきます。そもそも矯正とは、「欠点や悪習などを正常な状態へ戻す」という意味があり、一日ごとに骨盤をケアしていくことに意味があると言えるでしょう。
一日の体の疲れや痛みを解消し、悪い習慣から体に染みついた“クセ”を治して、次の日からリセットした状態で過ごせるように自分でメンテナンスすることができるのです。特に、産後のお母さんの骨盤はダメージを受けていることが多く、歪みが生じたままで過ごすことにより姿勢が悪くなり、体調不良に繋がる恐れもあるのです。
骨盤の歪みをセルフチェック
でも実際に、自分の体調不良の原因が骨盤の歪みだとは、なかなか結び付かないですよね。骨盤の歪みが少しでも気になっていたら、下記の項目をチェックしてみてください。
- 長時間座ったままの姿勢で仕事をしている
- 普段からあまり運動をしない
- 左右の肩の高さが違う
- 猫背である
- よく転んだりつまづく
- 冷え性で浮腫みやすい
- 生理痛がひどい
もしも、これらの中のひとつでも当てはまったら、ヨガで骨盤矯正をしてみてはいかがでしょう。「もう遅いかも」や「もう無理かも」と気を負うことはありません。できるだけ早めにメンテナンスをしてあげると、姿勢が良くなるだけでなく、体調への変化も感じることができるでしょう。
ヨガで骨盤矯正するメリットとは?!
ヨガは、自ら体を動かして呼吸とポーズを連動して行います。ヨガで骨盤矯正を行うときも、骨盤を中心とした動きを自分で行うため、呼吸の仕方やポーズを覚えておくと自宅でもできるメリットがあります。
でも、骨盤の歪みは一度行ったからと言って、その効果がいつまでも持続するということではありません。座ったままの姿勢で仕事をしていたり、荷物を長い時間持ったまま歩いていたり、骨盤の歪みの影響は、一日の過ごし方によって違うところに表れたりします。
骨盤矯正は毎日行うことが大切
例えば、昨日は腰痛があったのに、今日は肩にも痛みがあるなど、そんな経験はありませんか?この状態は、その日に体のどこの部分に負担をかけていたかによって、体に痛みが出てくる場所が異なったりします。そう考えると、骨盤矯正は毎日行うことに意味があるのではないでしょうか。その日の骨盤の歪みは、その日の内に治しておくことが理想的です。毎日、体のメンテナンスをすることを考えると、ヨガは自宅で行えるので骨盤矯正に適していると言えます。
ヨガで骨盤矯正はどんな効果がある?期待できる効果と注意点
ヨガの骨盤矯正では、呼吸とポーズを用いて行っていきます。まずは、自分の骨盤の傾きを確認してみましょう。前傾姿勢なのか、それとも後傾姿勢なのかによっても、体の歪みに違いが出てきます。
前傾姿勢の人は反り腰が原因で腰痛になりやすかったり、後傾姿勢の人はお腹がぽっこりしていたり、猫背になりやすかったり、骨盤の傾きを見るだけでも自分の姿勢の“クセ”を知ることができます。
良い姿勢というのは、前傾姿勢でも後傾姿勢でもなく、座骨を立てた状態を意識するようにしましょう。その他にも、ヨガの骨盤矯正で得られる効果をご紹介していきます。
頭痛・肩こり・腰痛などの改善
たくさんの人が頭痛や肩こり、腰痛を経験していると思います。ヨガでは筋肉をほぐして血行を良くしたり、頸椎・胸椎・腰椎のつまりを解消したり、背骨の柔軟を目的としたポーズを行っていきます。
慢性的な痛みを生じている人は、一度では痛みを取り切ることはできません。また、無理なポーズをすると悪化する恐れもあるので、どんなポーズにおいても、「気持ちいい」とか「イタ気持ちいい」と思う範囲で無理なく続けていくことをおすすめします。
PMS(月経前症候群)や生理痛などの軽減
PMSや月経痛がある人は、骨盤周りの血液循環が滞っていたり、慢性的な冷えが影響しているかもしれません。ずっと座ったままの姿勢でデスクワークをしていると、下半身への血行が悪くなり浮腫みを生じ、女性系疾患にも影響する恐れがあります。体を温めて血液循環を良くするポーズを用いたり、白湯や足湯などのアドバイスを行っていきます。
産後の姿勢の改善
出産した体は、みなさんが思っている以上にとてもダメージを受けた状態です。十分に体を休めた後は、通常の生活に戻るためにも、体力や筋力を付けていくことが必要です。
ヨガではケーゲル体操などの産褥体操を行い、緩んだ骨盤底筋を引き締めたり、呼吸法で自律神経を整えたりします。少し前までは、帝王切開の術後の人は安静を求められていましたが、いまは癒着を防ためにも手術の次の日から体を動かしたリ歩くことを勧めています。
ただし、開腹手術をしているので、お腹に力を与える腹筋などは、約3か月後から行うか、ドクターに確認する必要があるので注意しましょう。
まとめ
日常生活において様々な影響が出てくる姿勢を見直すためにも、ヨガで骨盤矯正をしてみてはいかがでしょう。仕事や育児などで体に負担をかけたり、ストレスに感じている人にとっては、ヨガの効果を気持ちよく感じることができるのではないでしょうか。
普段の生活での姿勢の“クセ”や骨盤の傾きを調整することで、様々な悩みを改善するきっかけとなるでしょう。毎日の疲れを日々リセットして、より良い生活ができるようにヨガの効果を用いて行ってみてください。
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