料金や広さを比較するだけじゃダメ!トランクルームの選び方のポイント10選
トランクルームの選び方のポイントは、料金や広さを比較するだけではありません。荷物を出し入れできる時間帯やセキュリティ、そして空調の有無など、さまざまなポイントについても比較する必要があります。
とはいうものの「どのように比較したらいいの?」とお思いの方がほとんどでしょう。
そこで、トランクルームの選び方のポイント10選をご紹介します。この記事を読めば、後悔しないトランクルームの選び方を身につけることができるようになるでしょう。
屋内・屋外問わず、様々なタイプのトランクルームを利用してきた経験を元に、分かりやすく解説します!
トランクルームの選び方のポイント①利用時間
家に入りきらないけれども、頻繁に出し入れする必要のある荷物をトランクルームに入れる場合、特に利用時間のチェックは必要となります。
中には、スタッフがいる間の時間帯しか、出し入れできないところもあります。
そのようなところでは、例えば、趣味のコレクションを思い立った時に持ち出して、自宅で楽しんでからトランクルームに戻すといったことが気軽にできません。
時間を気にせず出し入れできるトランクルームの選び方
時間を気にせずに荷物の出し入れをするなら、24時間出し入れ自由のトランクルームがおすすめです。
必要なものを必要な時に、いつでも持ち出したり、収納したりすることができます。
基本的には、寄託契約ではなく賃貸借契約を結ぶトランクルームを選びましょう。
屋内型・屋外型いずれも、24時間出し入れ自由のところは多いのですが、屋外型の場合、近隣に対して車のエンジン音や出し入れの際の騒音には、気を遣わなければなりません。
時間にこだわりなく利用したい場合は、屋内型のトランクルームを利用するようにしましょう。
「24時間出し入れ可能トランクルーム」一覧
ここでは24時間出し入れ可能なトランクルームのある業者や実例につきまして、表にまとめました。
ご紹介しているのは、ほんの一部で、実際には、より多くの業者やトランクルームがあります。
業者名 | ブランド | 屋外/ 屋内 | 物件の一例 |
---|---|---|---|
東急リバブル株式会社 | STORAGE SQUARE | 屋内 | 都筑中川店 |
屋内 | 麹町半蔵門店 | ||
屋内 | 八王子店 | ||
寺田倉庫株式会社 | TERRADA トランクルーム | 屋内 | TERRADA トランクルーム 高田馬場 |
屋内 | TERRADA トランクルーム 千歳船橋 | ||
屋内 | TERRADA トランクルーム 練馬谷原 | ||
株式会社アンビシャス | 収納PIT | 屋内 | 新宿四ツ谷駅西店 |
屋内 | 板橋大山駅南店 | ||
屋内 | 練馬大泉学園町6丁目店 | ||
株式会社加瀬倉庫 | 加瀬のレンタルボックス | 屋外 | 加瀬のレンタルボックス池辺町4827番地 |
屋外 | 加瀬のレンタルボックス八戸石堂 | ||
加瀬のトランクルーム | 屋内 | 加瀬のトランクルーム岐阜市細畑 | |
株式会社ユーティライズ | ドッとあ~るコンテナ | 屋外 | ドッとあ~るコンテナ大里インター |
屋外 | ドッとあ~るコンテナ中二十町 | ||
屋外 | ドッとあ~るコンテナ野芥 | ||
株式会社キュラーズ | キュラーズ | 屋内 | 新栄店 |
屋内 | 新潟万代シテイ店 | ||
屋内 | 中央区役所前店 |
トランクルームの選び方のポイント②セキュリティ
トランクルームを借りると、自分自身が荷物から離れるため、盗難やいたずらなどによる荷物の破損が大変不安になる時もあるでしょう。
また、今後治安が悪くなった場合、夜間の荷物の出し入れやその行き帰りの際に、何らかの犯罪に巻き込まれるといった可能性もゼロではありません。
やはり、セキュリティ面は気になりますよね。
セキュリティ面でおすすめのトランクルームは
セキュリティが最も確保されているのは、屋内型のトランクルームです。
行き帰りの安全面を考えて、夜間でも人通りの多いところに面した場所を選ぶようにしましょう。
屋内型の場合、トランクルームのフロア内へは、カードキーを持っている契約者以外、立ち入りができません。
スタッフが巡回に来ない場合でも、警備会社と契約しているところが多いため、万が一の場合は、警備員が駆け付けてくれます。
しかし、比較検討の結果、屋内型が割高なために屋外型を選ぶ方も多いでしょう。
屋外型は夜間の場合、人がおらずひっそりとしていることが多く、一人で利用する場合、不安な面も多くあります。
屋外型で、できるだけセキュリティ面を重視するならば、次の点を考慮しながら比較しましょう。
- 人通りの多い場所にある
- 監視カメラが設置されている
- 照明がついている
- ドアの鍵が特殊
- 盗難保険などに加入できる
大切な荷物を預けるとともに、身の安全も確保するために、できるだけセキュリティ面でも条件の良いところを選ぶと安心です。
トランクルームの選び方のポイント③荷物の大きさ
トランクルームを選んだのはいいけれども「荷物が入りきらない」とか「間口が小さすぎて荷物が入らない」などのトラブルもよくあることです。
量的の大きさや単体での大きさ問わず、収納すべき荷物の大きさは、前もって把握しておきましょう。
それをもとに、部屋のサイズや間口の広さを十分調べながら、比較するようにしましょう。
多い荷物でも安心できる広さは
特に「単身赴任の間、使わない家財を置いておきたい」場合や「コレクターズアイテムを収納したい」場合、予想以上に荷物の量が膨れ上がることがあります。
もともと収納する荷物の量が多い場合や、今後増えることが予想される場合は、前もって広めの部屋を借りるようにしましょう。
ひとつの目安として挙げるならば、5畳以上がおすすめです。
「5畳以上のトランクルーム」一覧
5畳以上のトランクルームのある業者や実例がこちらです。
ご紹介しているのは、ほんの一部で、実際には、より多くの業者やトランクルームがあります。
業者名 | ブランド | 屋外/屋内 | 物件の一例 | 広さ(畳) |
---|---|---|---|---|
エリアリンク株式会社 | ハローストレージ | 屋外 | ハローストレージ飯塚市枝国KDA | 8畳 |
屋外 | ハローストレージ岡山豊成 | 8畳 | ||
株式会社SBSS | スマートボックス | 屋内 | 三国店 | 5畳 |
株式会社加瀬倉庫 | 加瀬のレンタルボックス | 屋外 | 加瀬のレンタルボックス札幌栄町 | 8畳 |
屋外 | 加瀬のレンタルボックス下小田中5丁目 | 8畳 | ||
屋外 | 加瀬のレンタルボックス海老名インター入口交差点 | 8畳 | ||
株式会社キュラーズ | キュラーズ | 屋内 | 東新宿店 | 5畳 |
屋内 | 東新宿店 | 6.5畳 | ||
株式会社ライゼ | ライゼボックス | 屋内 | 西区川口ライゼボックス | 約5.7畳 |
屋内 | 約5.9畳 | |||
屋内 | 約6.2畳 | |||
屋内 | 約6.4畳 | |||
三協フロンテア株式会社 | ユースペース | 屋外 | 新潟紫竹2号店 | 約7.2畳 |
屋内 | 仙台柳生店 | 約5.1畳 |
トランクルームの選び方のポイント④トラブル時の連絡
トランクルームを利用していると「鍵が開かない」「他の利用者と揉めた」などのトラブルには、少なからず遭遇します。
悪質な利用者のケースとして、移動式階段を利用して2階で利用者が作業しているにもかかわらず、別の部屋の利用者が移動式階段を動かして、2階にいる利用者を降りられなくさせる嫌がらせが実際にありました。
このようなトラブルが発生した際、まずは電話で受け付けてくれるかどうかについて、確認しておきましょう。
サポートが充実している運営会社の特徴
さらに、24時間受け付けてくれるのか、もしそうでなければ、何時から何時まで受け付けてくれるのか確認するようにしましょう。
また海外出張の間、トランクルームを利用する場合は、海外からでもつながる電話番号が用意されているかどうかについても確認する必要があります。
フリーダイヤルを使用している場合、海外からつながらないことがありますので、一般の電話番号も用意されているか確かめましょう。
念のため、電話以外での連絡手段(例えばメール)も用意されているかについても、確認するとより安心ですね。
メールの場合、返信が遅い場合がありますが、必ず内容が確認されるとともに記録も残るので、ホームページ内に問い合わせフォーム、あるいはメールアドレスの案内がある運営会社を選びましょう。
トランクルームの選び方のポイント⑤空調
傷みやすい、もしくは劣化しやすい荷物を保管する際、空調のあるところを選びましょう。
空調のないところでは、気温や湿度の変化が、季節によって激しく変動します。
保管環境の変動によって、保管中の荷物が傷んでしまったり、劣化したりするリスクは、非常に高いです。
空調のあるトランクルームは、基本的に屋内型となります。
ただし、倉庫の一角にあるトランクルームや、一部の屋内型でも、空調による管理がされていないところがありますので、選ぶ際は、十分注意して下さい。
また、屋外型でも、内装に断熱材を使用しているところは、外気温との差が抑えられています。
どうしても屋外型の場合ですと、外気温に左右されやすいところがありますが、コストの関係上、屋外型を利用せざるを得ない場合は、断熱材を用いたところを利用しましょう。
トランクルームの選び方のポイント⑥清掃・メンテナンス
汚してしまうと困る、季節の衣類などを保管する際、清掃やメンテナンスが行き届いているところを選びましょう。
清掃やメンテナンスが行き届いていないトランクルームを選んでしまうと、荷物の出し入れの際に、大切な荷物を汚してしまうおそれがあります。
また、ごみや廃棄物などが放置されていると、荷物の出し入れにも支障を来します。
さらに、屋外型で2階を利用している場合、ごみや廃棄物が置かれているせいで、移動式階段の使用の邪魔になるといったことも起こります。
屋内型の方が比較的、清掃やメンテナンスは行き届いていますが、屋外型を選ぶ際は、定期的なメンテナンスのために、スタッフが巡回しているかどうかもチェックするようにしましょう。
トランクルームの選び方のポイント⑦安全性
近年、地震や台風などの自然災害が頻発していることを受けて、非常用品や大切な思い出の品などを、トランクルームで保管する方が増えています。
非常用品や大切なものを保管する際の、トランクルームの選び方として、以下の点に焦点を絞って比較するとよいでしょう。
- 防火
- 防水
- 耐震性
それでは、上記3点について、詳しく見ていきましょう。
防火
保管中の荷物が、火災で焼失してしまわないように、防火性の高いトランクルームを選びましょう。
屋外型の場合、金属製のコンテナを利用しているため、耐火性には優れています。
屋内型の場合、その多くは鉄骨造あるいは鉄筋コンクリート造の建造物に設置されています。
しかし、建物全体をトランクルームにしているビルトインタイプの場合、使用している建物自体が木造となっているケースもあります。
トランクルームを防火の観点から選ぶ場合、屋内型を選ぶ際には、設置されている建物の造りもチェックし、木造でない建物を選ぶようにしましょう。
防水
屋内・屋外問わず、大切な荷物が水で濡れてだめにならないように、防水についてもチェックしましょう。
トランクルームを比較する際、特に注意すべきは「雨漏り」です。
部屋を事前にチェックできるのであれば、チェックするようにしましょう。
また、屋内型も油断は禁物です。
倉庫内に設置されている場合、倉庫自体の築年数が古いと、雨漏りする可能性があります。
特に古い倉庫内に設置されているトランクルームの場合、壁の隅々まで、雨漏りの痕跡がないかどうか確かめておきましょう。
耐震性
地震による家屋の倒壊のリスクを避けるために、トランクルームで荷物を保管していたにもかかわらず、トランクルーム自体が倒壊してしまっては、本末転倒です。
大地震にある程度耐えられる建物は、1981年の新耐震基準をクリアした建物であることが目安となります。
屋内型を選ぶ際は、できるだけ新しい建物に備えられたトランクルームを選ぶようにしましょう。
屋外型の場合、2階以上を選ぶ際は、コンテナをただ積み重ねただけのものを選ばず、1階のコンテナとしっかり接合されているものを、できるだけ選ぶようにしましょう。
トランクルームの選び方のポイント⑧駐車場
トランクルームの多くは、敷地内に駐車場を備えていますが、中には、大都市圏内の屋内型の場合、駐車場がない、もしくは駐車場が離れているというケースもあります。
基本的に、車で頻繁に荷物を出し入れする場合は、駐車場がトランクルームの敷地内にある場所を選ぶようにしましょう。
大きな荷物や重い荷物を車で頻繁に出し入れする場合は、屋外型の1階で、間口付近に車を横付けできる場所を選びましょう。
カバンに入れて持ち運びできる程度の荷物を、頻繁に出し入れする場合は、駐車場が少々離れていても問題ないでしょう。
トランクルームの選び方のポイント⑨スタッフ常駐
ほとんどのトランクルームは、スタッフが常駐していませんが、一部の屋内型のトランクルームでは、スタッフが常駐している場合があります。
基本的に、寄託契約型のトランクルームの場合、スタッフが常駐していることが多いです。
スタッフが常駐しているトランクルームでは、見学あるいは即日の契約が可能です。
そのため、見学してすぐに契約したいという方にとっては適しています。
また、スタッフが常駐していることにより、清掃が行き届いているとともに、荷物の盗難やいたずらによる破損の心配がなくなります。
保管している荷物を清潔に保ちたい方や、荷物の盗難や破損が気になる方にも適しています。
ただ、スタッフが常駐しているトランクルームは数が少なく、空いている部屋を探すのは、なかなか難しいでしょう。
さらに、スタッフがいる時間が限られている場合や、スタッフが荷物の出し入れを行うこともあり、自由に荷物の出し入れができないケースもあります。
トランクルームの選び方のポイント⑩エレベータ
屋内型のトランクルームでは、部屋が2階以上に位置している場合があります。
その際に、エレベータが備えられているかどうかについて、比較の対象としましょう。
階段しか備えられていない場合、大きな荷物やたくさんの荷物を出し入れするのに、かなりの労力を要します。
そのため、屋内型で2階以上に部屋がある場合は、エレベータの有無についても確認する必要があります。
できれば、台車の貸し出しも行っているトランクルームを選ぶと、荷物の出し入れがずっと楽になります。
まとめ
トランクルームの選び方のポイントとして、以下の10点が挙げられます。
- 利用時間
- セキュリティ
- 荷物の大きさ
- トラブル時の連絡
- 空調
- 清掃・メンテナンス
- 安全性
- 駐車場
- スタッフ常駐
- エレベータ
これら10のポイントを参考に、十分比較しながら、後悔のないトランクルーム選びをしましょう。
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