烏賊舌音響 イカシタサウンド

御社のスタジオの特徴やアピールポイントなどを教えてもらえますか？

ドラムスの録音には定評があります。ドラムをセットしたブースの音響スペースを変化させることでロックからジャズまでドラマーの特徴を正確に表現できます。またギターやベース、キーボードのアンプキャビネットを収めるブースが4か所設置しているので、それぞれ独立したトラックを作り出すことができます。これはMIX時に大変役立つ処理となります。
またボーカル録音にもこだわりがあり、通常はプラグインのアンプやコンプを使用して収録することが他のスタジオでは多く見受けられます。烏賊舌音響ではアナログのマイクプリアンプ、ビンテージのコンプレッサー、そして多くのメジャーシンガーが使用する真空管マイクを活用して、よりダイナミックでありながら繊細な声を収録するように努めております。
大手以外のスタジオでは珍しく、グランドピアノを設置しております。ピアノはYAMAHA C-3と小ぶりなグランドですが、弦とハンマーをSteinway & Sonsのものに変換しておりますので明るく華やかな響きを奏でます。

どのような人におすすめですか？

バンドサウンドの追求がもともとの主眼であるスタジオですので、どのジャンルでもバンドメンバーの録音が最適ではあります。ただボーカル録音にも定評があります。よって本来のあるべき音や声をより明確に録音したいというプロ志向の方に是非ご利用いただきたいと願っております。

オーナーやスタッフが持っている資格や経歴、プロフィール、特徴などを教えていただけますか？

オーナーは過去にメジャーレコード会社に所属してディレクターを長くおこないメジャーアーティストの音源を創って参りました。その経験と英知と特に海外レコーディングが多かったことで日本的な硬質なスタジオではなく、イギリスやアメリカには多く存在する音響を熟考した温もりのあるスタジオが創り出す音源に大きく影響すると考え、弊社スタジオを設計いたしました。
また専属のレコーディングエンジニアは、昭和音大作曲家卒業の経歴を持ち、録音のみならず作曲、アレンジも手掛けております。なのでディレクターとアレンジャーが共存するスタジオでもあると言えます。

どのような経緯でスタジオを始めたのか教えていただけますか？

グループ系列会社ニュートラックスが原盤制作レーベル会社を運営しており、横浜で録音するに最適な場所でバンドレコーディングも可能なスタジオを必要としていたため設立しました。当初は自社アーティストのみの使用でしたが、お付き合いのあるメジャーレコード会社やプロダクションからの使用希望が多くあり、その後広く自社ものではないアーティストにも活用いただけるようスタジオ経営を独立運営して今に至ります。