柴田音楽教室

教室の特徴や強み、アピールポイント、教えている楽器の種類などを教えてもらえますか？

幼児や小学生などはじめてピアノに触れるお子さんを1人1人忠実に観察して適切な教材を使って入門からすぐに音符が読めるようになるレッスンを心がけています。

はじめて習う先生はどんな導入教材を使ってどんなレッスン展開に持っていくかでその後のレッスンがほぼ決まることも多いのです。

音符を読むのがつらい、読めないまま何年もムダにしている人を何人か見てきて。この「導入の時期」にどんな接し方をするかで決まります。

ピアノ教室といえば大半はクラシック専門で教えているところがほとんどですが、大人になって他のジャンルが上手く弾けない人をたくさん見てきて
『日本のピアノ教育、何とかならないだろうか？』と考え、クラシックに偏らずに基礎がある程度できるようになったらジャズピアノやコードで弾くピアノをふんだんにレッスンに取り入れています。

また、ピアノレッスンは「一人で弾く」ということに縛られがちですが、
「他の楽器と合わせる」「人と合わせる」ということの大切さをもっと伝えていかないと考えて、子どもの初歩の段階から「先生と一緒に弾く」
「クラシック以外のジャンルでいっしょに弾く」という大人のバンドセッションの楽しさをレッスンに取り入れています。

柴田音楽教室のYouTubeチャンネルにもそのようすをたくさん載せていますのでご覧になっていただけると雰囲気が伝わるかと思います。

YouTubeは　柴田里枝子　で検索を入れると観ることができます。

ピアノだけでなく「鍵盤楽器の総合総社」みたいな感じでしょうか、
エレクトーンも同じように教えています。

子供には基礎音楽力をスピードアップして教えていき、小学3年生くらいかあら大人っぽいにも挑戦してもらいます。

どのような人におすすめですか？

クラシックだけに偏らない、色々な音楽の感性に触れたいお子さんやそれを望んでいらっしゃる方に向いているのではないでしょうか？

大人になってからでは身に付きにくいこともたくさんありますから。

加えて習うという意思がお子さんにないとレッスンは絶対にうまくいきません。
習わせたい、ではなく子供が習いたいと言っている。

お子さんの年齢がいくつであろうともこの部分が一番大切なのです。

講師が持っている資格や経歴、プロフィール、特徴などを教えていだけますか？

ヤマハの指導グレード。
演奏だけでなく、いろいろな音楽要素を試されます。

元々ポップス系の演奏家になるはずだったのですが、とりあえず楽器店に履歴書をもって来てくださいと言われて面接に行ったら「先生になっていた」のです。
学生時代にすでに指導者グレードを持っていたのを買われたのでしょうか？
20代の頃、ヤマハのシステム講師をしながら演奏の仕事も積極的に取っていました。
自分の仕事に対する積極性と運のめぐりあわせが良かったのでしょうね。
ラジオの生放送で演奏したり、話したり、ラウンジの演奏もあちらこちらからお声がありました。

一時あえて音楽から離れた仕事をして世間を知りたくて、外資系の会社で営業をやったり、自分の教室の経営資金をためるためにアパレルや宝飾系のお仕事もしたことがあります。

その経験こそが今に至る教室経営にすごく役立っていて、「お客さんは何を求めているか」「習いに来る人は一般の人。音楽業界の人ではない」
このあたりの心理を的確につかむことができました。

教室を経営しながら私自身がラウンジピアニストをやっていた経験から、
とても充実していた生活を送れたので「今度は人のプロデュースをやってみたい」と思い、10年ほど前から「ラウンジピアニストの養成」も行うことになりました。

その他にも先生方やピアノ上級者向けに「指導者グレード」のレッスンや
コードで弾くピアノのレッスンなども行ってきました。

おかげ様で教室経営は25年になるのですが、生徒が常に満員で体を壊すまでに忙しかったのです。

今は子供のレッスンを中心に、大人の20代～40代までの「コードで弾くピアノ」のオンラインレッスンに力を入れています。

どのような生徒さんが多いでしょうか？

子供のレッスンが中心で男女比は女の子が多いですが、男の子でピアノに興味を持って習いに来る人が増えましたね。大人の生徒さんは子供と6:4くらいの比率です。ウチは男性でもレッスンは喜んでお受けしています。シニアのレッスンは今後も行うことはありません。