フットサルコートなど様々なスポーツの有料レンタルコートのweb集客を徹底解説
ページ内にプロモーションが含まれている場合があります。この記事では、フットサルコートや様々なスポーツのレンタルコート向けにインターネットを使ったweb集客及び顧客増加の方法を徹底的に解説しています。一通り読んでいただき、できる範囲でも構いませんので、是非実行して集客に結びつけていただければ幸いです。
まず最初に詳しい解説に入る前に、実際にフットサルコートを利用する人100人に対して行ったアンケート調査の結果を見ていただきたいと思います。
もくじ
100人にアンケート調査 どうやってフットサルコートをさがすのか?結果概要
調査人数:100人
取得方法:インターネットによるアンケート調査
実施日時:2020年9月
フットサルコートアンケート回答者年代
もしこれから定期的に利用するフットサルコートを探すとすれば、どのように探そうとしますか?
81%の人がインターネットを使って検索して探すという結果になりました。その中でも、検索エンジンでの地域検索が最も主流のようです。
具体的にどのように探すのか?(100人分の回答をそのまま記載しています)
質問「もしこれから新しくフットサルコートを探すとすれば、まず何でどのように探そうとしますか? 探し始めから予約するまでの具体的な流れを記載してください。」
- インターネットで場所を探して、仲間と対戦相手を集めてから予約を入れる
- ネットで、都内 フットサルコート と検索して、近場のエリアのコートを探します。その中から、値段の安いものをえらび、予約します。
- YahooかGoogleで検索して候補のコートを実際に見に行ってから決める
- 地名+フットサルコートで検索し、その予約したいコートのホームページで詳細を確認の上、自分たちの考える条件と合致すれば、予約する。
- 地名に加え、フットサルと入れて検索し、そこで一番上に出力されたホームページの予約タブから予約する。
- まずフットサル開催場所を決め友人にどこか知っているか聞いてみる。次にネットの情報を検索する。アクセスと料金を総合的に判断して正式な予約をすると思う。
- もし探すとしたらネットでフットサルと入力して家から近い所を探します。
- ネットで調べて、その後フットサルをやってる他の友人にそこのコートを知ってるかどうか聞いて評判を聞いてから、ネット記載の連絡先に連絡して予約する
- ネットで検索して、アクセスの良さや雰囲気を見て、ネットで予約します。
- フットサルは人口がそこまで多くないスポーツなので、インターネットで検索をします。「フットサルコート+地域名」でグーグルで検索し、ヒットしたコートの設備と駅からの順路を見ます。それから口コミをできる限り多く読み、上位2つくらいに絞ります。ゲームや練習などで、自分がチームの幹事的存在であれば、実際に行き、下見をします。最も良いコートを後日、ネットから予約をします。
- インターネットの検索サイトで「地名」と「フットサル」を入力して検索する。希望に合ったコートがあればHPに掲載している予約方法(電話予約なのか登録方式なのか)を確認、その予約方法に沿って予約を登録をする。
- ヤフー等で検索した後に良さげな設備や場所があれば実際に連絡をして予約を入れます。
- 自宅から近い地域でフットサルコートをインターネットで検索し電話番号を見つけ予約する。
- Googleにて「新潟 フットサル」と入力。web上または電話にてフットサルコートを予約。
- 携帯やパソコンで、その地域とフットサルコートなどで検索する。それから料金や時間帯、アクセスなど調べて予約する。
- 大人数でも楽しめるようにコートの数が多くてベンチや更衣室などが充実していること
- フットサルをしているサークルやフットサルの情報をスポーツ店で探して、スマホでコートを検索をする
- インターネットで検索し、フットサルコートのHPに行き、そこから予約する
- インターネットで地域、値段、予約状況を確認し、ネットで予約する。
- Yahooの検索ページから価格や立地、アクセスなどを含めて検索して探す
- Googleで、地域名を入れ、体育館、フットサルコートと入力して探します。
- インスタなどのSNSで検索をかけて見て予約が取れそうなコートを探して、そのコートのHPから予約をしていく形をとります。
- 地名から検索をして候補をいくつか選択します。その中から、広さ・予算などを加味したうえで決定いたします。
- まず最初に自分が住んでいる地域にあるフットサル場の一覧を検索する。その後、一番重要視するのは価格なので、低価格で利用できるコートを探して予約する。
- フットサルをやってる友達に問合せる。わからなければネットで検索
- 検索エンジンでメンバーが集まりやすい土地の地名とフットサルで調べて、駐車場の有無や設備、料金を確認して予約に進みます。
- 友人と協力しスマホで近場のコートを探す。お互い提案していい方を利用する。
- インターネットで家の近くや通いやすそうなフットサルコートを検索し、電話やメールで問い合わせ予約する。
- ネット検索してアクセスのしやすい場所を探し予約するようになると思う。
- YahooやGoogleなどでフットサルの新しいコートを検索する。
- Googleなどのネットで検索してネットでそのまま予約できるならする
- スマホからネットで検索し、1ヶ月以内にプレーできる日を予約する。
- Yahoo検索サイトでフットサルコートと住んで居る地名をいれて探す。いろんなサイトを見て良さそうなコートを選ぶ。コートの予約方法、金額等を調べて、電話かネットで予約する。
- まず、専用のサイトを探します。そのあとに、値段と自宅からの距離から検討し、コートを選定、予約します。
- Googleなどで検索して予約状況を見て、ある程度埋まっている状態であれば設備がよいということで予約します。
- フットサルに詳しい友人がいるので、友人に聞いて情報を得ます。
- インタネットで検索、値段立地などを調べる、一緒に使用する人に相談、ネットや電話で予約する
- 検索で出てきたサイトでネット予約が出来れば即予約です。割と近くにあれば立地を確認に出かけます。そこがよければ直接訪問して予約。
- Google、Yahooなどで検索して、口コミや評価が高い順に閲覧していきます。
- まずインターネットで調べてからその運営もとに電話し予約をする。
- 友人がフットサルコートに詳しいのでまず相談して場所等は任せています。予約は私がするということになっています。
- パソコンでマップを開いて探します。近場のものがあったら、ネットで予約して使用したいです。
- ネットで地名とフットサル、子供と一緒というワードで検索して、ホームページや口コミを調べて、できるだけネット予約する。
- Yahooで、地元の地名プラスフットサルコートで調べ、ホームページがあればそこから一気に予約まで進めます。
- Googleで駅名+フットサルコートを入力して検索。合致したものがあれば指定の予約方法(ネットや電話など)で予約を取ります。
- 先ず「フットサルコート」で検索して、「地域」等で絞り込んでいきます。
- Googleマップやネットで口コミや情報を調べてから電話で予約
- 現地名・フットサルコートでネット検索し、広さや明るさを考慮して予約します。
- yahoo!で「地名+フットサルコート」を検索し、ヒットしたフットサルコートをInstagramで検索します。Instagramでの口コミが良さそうなら、ネットで予約します。
- Googleで「地名+フットサル コート」で検索→料金、駅からの距離、屋外・屋内か(屋根はあるか)をチェック→駅からの距離と料金の折り合いがつき、かつ空きがあるところを予約
- スマートフォンの検索サイトで、地名+フットサルコートで検索してみる。
- 検索サイトで検索してヒットした順に3ページ位までリストアップして仲間たちと相談して予約します。
- フットサル仲間の口コミを聞く。その後でグーグルで施設名を検索する。生活圏内にあるかどうかなど検討の上一緒に行く人と相談して決定する。そのサイトで予約方法の案内があればそれに従って予約する。
- Googleを使って近くにあるフットサルコートを検索します。その後に距離や金額に見合ったコートを決定し、記載されている電話番号に電話をして予約をします。
- Yahooの検索サイトで地名とフットサルコートを調べます。あとは周辺の環境
- 自分の家の近くのフットサルコートを検索して、連絡して詳細を確認する
- まずはネットやSNSで情報を調べてみて、最寄のコートを探すといいと思います。
- 友人に聞いてからSNSなどで検索してどれくらいの価格か調べる。
- Instagramでフットサルをしている人を探してそこから場所の見当をつけてWeb検索して予約します。
- Googleでまず検索して見つけて、口コミを見て実際に予約します。
- 近場でインターネット検索をかけて、ホームページから予約出来れば予約する
- 「無料で借りられるフットサルコート」を検索して、口コミを調べます
- 基本にお遊び程度でやっているので、近所かつ料金の安いところを探します。特に公共の施設を使用する際には、パソコンやスマホから4か月前に申し込んで抽選結果を待つので、使用できるかどうかは3か月前に判明します。また、抽選で埋まらなかった日は、3か月前から先着順に予約できるので、抽選に外れた場合には別日を先着順で予約することにトライしてコートを確保しています。
- 初めて、初心者でも気軽に受け入れてもらえる所、シャワールームがある所。
- 友人と一緒にコートを探します。そこからはネットで日時やイベントに合うようなコートを予約します。
- 地名とフットサルコートで検索し近場で利用可能なところを探して予約をする。
- インターネットで検索して、そのフットサルコートのHPを探します。
- フットサルをしている知人から情報収集してから、直接電話やweb予約をするようにしている。
- 友人とそれぞれ住んでいるところに近いフットサルコートをグーグルで検索して行ってみて芝の状態がよかったら一緒に予約する
- 地名+フットサルコートでネット検索を行うと共に、フットサル仲間に良いフットサルコートがないか相談してみる。
- インターネットの検索エンジンで、できるだけ近くのフットサルコートを検索し、口コミ評判がよく、条件が合えば予約してみる
- 友人から聞いた情報を元に 検索して HPやSNSで 詳細な情報(写真・ロッカールーム等付属施設など)を得る。地図で場所を確認する。電話やパソコンから予約をする。
- みんなが集まりやすい場所を大体見極めて、その周辺の土地名とフットサルで検索する。その後値段・日時を確認し良さそうなところを予約
- フットサルに詳しい友人に場所を聞きます。そのあと電話で直接予約します。
- ヤフーで付近のフットサルコートを調べて、クチコミ評価をしっかり確認してから使用するか決める
- フットサルをしている友人に聞いてみて口コミや評判をたずねてみます。
- みんなの家から近くの場所を指定して人気と入力してウェブか電話で予約する
- Googleで地名+フットサルコートで検索を掛け、出てきた場所に電話して予約する。
- Webでコートを探す。電話をし料金を確認。その後改めて予約する。
- できるだけ駅やから近いとこがいいので駅から徒歩20分内で行けるところを探して設備を確認し予約します。
- まずはネットで検索して、その後フットサルをしている友人に行ったことかあるか聞き、よければ予約する。
- 近隣にあるフットサルコートを検索して電話で早急に予約を行います。
- 近場の駅から徒歩圏内にあるか、ビブスなど備品の貸し出しはできるかを調べ予算に合えば予約する。
- 各職場から近いところで同僚と試合を行いたいと思っております。
- ネットで地域を絞って検索して、価格とアクセスの良さを比較して検討する。
- 雨が降ってもできる環境にあるか調べるため、まずはネットで野外か室内かを検索します。その次に時間です。基本的な私は仕事後にフットサルをするので遅くまで営業しているコートを探します。
- 検索エンジンで「地名+フットサルコート」を入力。自分の条件に合ったコートを選び、連絡先を確認する。連絡を取って希望の日時などを伝える。
- googleで「地名+フットサルコート」で検索し、コートのサイトが出てくればオンラインもしくは電話で予約する
- 大人数で集まることが多いので、みんなが集まりやすい土地名+フットサルコートを探します。予定の日に予約が空いていたらそこに決めて時間を指定し予約します。
- Googleなどで検索を行い、近場で値段帯の安い場所を探します。それから電話を直接かけて、人数や時間帯を伝えてコート予約を行います。
- サッカー好きな友人か少し前まで一緒にやっていた仲間に聞いてみます。予約が取れなければ別日で再度検討します。
- 地元や近辺の施設をネットから検索し、雰囲気や営業時間から選び予約します。
- 友達や親戚に聞いて空いている場所はないか聞いてあるかどうか探します
- InstagramかTwitterで場所とフットサルと利用して、画像を見てみてから、予約するか決めます。
- 家から近い場所 フットサルコート 口コミという流れで検索します。または、マップでフットサルコートと入力します。
- googleなどで検索をかけ、その中で値段が安く、アクセスしやすいところを予約する。
- ネットで検索し、ホームページを確認。値段は見た目が気に入ったら予約してみる。
- ネットでフットサルコートで検索します。それでいいところがあったら予約します。
- 検索エンジンで近くのフットサルコートと検索し、ホームページがあると思うので予約方法を確認して予約をする。
現在よく利用するフットサルコートを見つけたきっかけは何ですか?
今現在利用しているフットサルコートを見つけたきっかけは、ネットからの集客が42%、残り58%がリアルでの集客になります。これはインターネットがなかった時代から知名度がある施設を利用している人がそのまま継続している人が多いと推測されます。それに対して「これから探す場合は81%の人がインターネットを利用して探す」と回答していることから、今後はデジタルでの集客がより重要になってくることが予想されます。
フットサルコートを選ぶ際に1番目に重要視する点はなんですか?
アクセスが最も重要視されています。アクセスと料金以外には、設備の充実度が重要視されているようです。
口コミサイトなど第3者の意見は参考にしますか?
84%の人が口コミなど第三者の意見を参考にすると回答しています。
以上が、アンケート調査の結果となります。
上記のアンケートからフットサルコートは、アクセス及び料金と設備が重要視されています。
そして、それ以外で集客数を大きく左右するのが
- 地名+フットサルコートの検索結果で存在を知ってもらうこと
- 第三者の口コミ
といったことがわかりました。
実際の探し方が把握できたところで、次にインターネットを活用した集客で顧客数をアップさせるための、基本的な考え方について解説します。
これらをイメージしておくことで、より効率よく集客を行うことが出来ます。
WEB集客で大事な考え方「知名度と成約率」
改めて「お客様がフットサルコートに行く必要があると思い立ってから→予約して定期的に利用してくれるようになるまで」の流れを確認したいと思います。
①フットサルコートを借りたいと思う
↓
②「地名 フットサルコート」で検索などフットサルコートを探す
↓
③公式サイトや口コミ、SNSなどを見て検討する
↓
④初回問い合わせ
↓
⑤1回目の予約
↓
⑥必要に応じて定期的に利用
という流れが一般的です。
このような「必要だと思う→いろいろステップ→実際に定期的に利用する」までの流れをファネル(ろうと、じょうご)と呼びます。
広く告知をしたうえで、ふるいにかけられた見込み顧客が、継続的な利用に向けて段々と少数になっていく流れを表しています。
フットサルコートでの顧客の増加をファネルに表すと下記のようになります。
このファネルの、一番下の「成約=実際に利用してくれる人」の数を最も多くすることが、集客の目的になります。
「成約=実際に利用してくれる人」を増やすには?
さて、それではどのようにして成約の数を増やせばいいのでしょうか。
この「成約=実際に利用してくれる人」の数は、
コートの存在を知った人の数 × 実際に利用した割合(%)になります。
つまり、
このファネルの上部の「コートの存在を知りWEBサイトを見てくれる人」を増やすこと
と、集まった人ができるだけ脱落せずに最後まで残って「成約」してくれること
の2つの数値を改善することが必要です。
それらを改善することで、効率よく利用者数をアップすることが出来ます。
上記の2つの観点から、それぞれやるべき施策を説明したいと思います。
「存在を知らしめる」知名度を上げるための施策
知名度をアップしてファネルの最初の部分を増やすことは「広告」の王道です。知名度を上げる方法としては、「リアル」と「デジタル」の両方からの施策が大切です。リアルとデジタルに力を入れる割合はターゲットとなる顧客の対象年齢によって変わります。
コストパフォーマンスから考えて、10代~40代がターゲットであれば「リアル2割:デジタル8割」、50代~60代前半がターゲットであれば「リアル5割:デジタル5割」、60代後半以上がターゲットであれば「リアル6割:デジタル4割」くらいが予算を割り振る目安になるかと思います。
60代以上は自分でインターネットを使って検索する機会は少なくなりますが、子供や孫が代わりに調べることが多いのでデジタルも大切です。
リアルで知名度を上げる施策
アンケート調査の結果によるとリアルでコートの認知をしている人もまだまだいます。インターネットが普及した現代では費用対効果が高いとは言えませんが、できる範囲の施策は行っておいたほうがいいでしょう。
施策 | 成約確率 | 費用 | 効果 | 補足 |
---|---|---|---|---|
看板の設置 | 〇 | 高 | 〇 | 駅前やホーム内での看板は意外とみられていますが、月の費用がそこそこ掛かるのが難点 |
パンフレットの作成 | 〇 | 低 | △ | HPと連動させるためにQRコードを載せたパンフレットは作成しておきましょう |
近隣のエリアへのポスティング | 〇 | 低 | 〇 | 自分たちでやれば印刷費のみで確実に効果があります。リアルでは最も費用対効果の高い施策です |
新聞の折り込みチラシ | △ | 中 | △ | 新聞をとる人が減少しているため、昔よりは効果が減少 |
フリーペーパーへの掲載 | △ | 中 | △ | ターゲットによっては効果がありますが、効果測定が難しいのが難点 |
チラシ配り(ティッシュ配り) | △ | 中 | △ | ティッシュをつけないともらってもらうのはかなり難しいですが、ティッシュをつけると興味のない人に配布されてしまうのが難 |
ローカルテレビ | 〇 | 高 | ◎ | 費用は高いですが、信頼度大幅アップにつながります。まだまだテレビの力は健在です。 |
ローカルラジオ | 〇 | 中 | 〇 | 地域によっては効果あり。特に車社会の地域。都市部でも最近はradikoのおかげで一時期よりも復活 |
ポイント告知する対象が、ターゲットに一致しているほど成約確率は高くなります。逆に、不特定多数の人に広く知らしめると低くなります。成約確率が高くなる条件としては「家や職場からの距離が近い・興味を持っている・ターゲットの年齢層や性別に一致している」などが挙げられます。
エリアを絞りつつ、興味を持ってくれている人や、対象となる年齢性別の人にのみ告知のための予算を使うことが理想的ですが、リアル(非デジタル)では広告の出し分けが難しいため、エリアや時間帯くらいでしか絞り込むことができません。逆にデジタルでは最初から、興味のある人や、対象となる年齢性別の人にのみ広告を打つことが可能なので、無駄が少なく済みます。
そのため、下記のグラフにあるようにインターネット広告が増加し続けているのに対し、マスメディアや非デジタル広告が減少していく傾向にあります。
引用元:「2019 年 日本の広告費」https://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2020014-0311.pdf
次に、デジタルでの施策をご紹介します。
デジタルで知名度を上げる施策
アンケートでは「もしこれから通うフットサルコートを探すとすれば、どのように探そうとしますか?」という質問に対し81%の人がネットで調べるという回答をしています。デジタルでの施策がコートの予約数を左右すると言えるでしょう。
ほぼ無料でできるデジタル施策
デジタルでの施策で最も効果的なのは、公式HPを作成して「地名+フットサルコート」の検索結果で、できるだけ上位表示を行うこと(いわゆるSEO対策)です。もし自社ページが上位に表示されなかったとしても、上位に表示されている「地域ごとのまとめサイトや口コミサイト」内に表示することでカバーすることが可能です。
自社HPが上位表示し、かつ「地域ごとのまとめサイトや口コミサイト」内でも上位表示していれば、その地域で最も集客することが出来ます。
施策 | 成約確率 | 費用 | 効果 | 補足 |
---|---|---|---|---|
公式ホームページ ★★★★ | ◎ | 制作費のみ | ◎ | WEBサイトがないと誰も見つけることが出来ないので必須。SEOやデザインも重要 |
店舗検索サイト/口コミサイト無料掲載 ★★★ | ◎ | 無料 ※サイトによる | ◎ | アンケートにあるように第三者の意見をチェックする確率が非常に高いので、無料であれば掲載し、口コミを増やすと効果がある |
自社で運営する記事サイト(オウンドメディア)★★ | △ | 制作費のみ | ◎ | 長期的には効果が高い。公式HP内に設置することが多い。Wordpressなどを使うと運用が楽 |
SNS運用 ★★ | 〇 | 無料 | 〇 | ターゲットとなる顧客が利用しているSNSがあれば地道に運用すると効果が出る |
Youtube動画 ★ | 〇 | 無料 | 〇 | 作成しておくと色々なところに貼れて便利、ただ閲覧者が実際に施設に来れる範囲に住んでいるとは限らないのがネック |
ブログ ★ | △ | 無料 | 〇 | 記事を書くなら「自社で運営する記事サイト(オウンドメディア)」のほうがあとあと資産になって得 |
※公式ホームページの制作コストは有料で数十万~数百万かかってしまうことが多いですが、必須なので店舗自体の建設・改築コストと同じようにオープンにかかる初期費用とみなして、今回はほぼ無料の枠に入れています。
フットサルコートのSEO対策の基本
※以下SEOについてよく分からないという人は青字の部分のみ読んで、1つ目と2つ目は飛ばしてください。
高度なSEOはいくらでもあるのですが、店舗の場合、上位表示したいキーワードが「エリア+ジャンル」と2語の組み合わせなので、1単語だけの激戦キーワードほどは難しくありません。下記の2つをしっかり対応するだけで確実に順位が上がります。(※単語数が多くなるほど検索する人が減るので原則として難易度が下がる)
1つ目:HP内に上位表示させたいキーワードを適切かつ十分に配置する
HP内には検索結果で上位表示したいキーワードを3~5個程度に絞って、それらのキーワードをある程度文字として入れる必要があります。例えば、「○○市 フットサルコート」で上位表示を行いたい場合は、不自然にならない範囲で、「○○市」と「フットサルコート」をサイト内で多めに記載する必要があります。
こちらでサイト内のキーワードの含有率をチェックすることが出来ます。ジャンルにもよりますが3%~5%くらいが無難ではないかと思います。(※関係ないという説もありますが、個人的には関係あると思います)
サイトタイトル(サイトの名前ではなく、HPのソースコードに記載している検索エンジン向けのタイトル)や見出し(H2、H3と呼ばれるもの)には、キーワードを十分に入れることが必須です。また各ページのタイトルは32字以内が無難です。10字くらいの短く端的なものより、しっかり32字使い切ったほうが有利です。各ページには「ディスクリプション(説明文)」という、このページはどんなページかという説明を記載できるのですが、この説明文も全ページ同じではなく、ちゃんと各ページの内容に応じてかき分けることが重要です。
もしWEB制作業者にホームページの作成や管理を依頼しているのであれば、下記の質問をしてみましょう。
- 何のキーワードで上位表示させようとしているか?
- 検索エンジン向けのサイトタイトルとディスクリプションは、各ページ違う内容になっておりキーワードが入っているか?
- H1、H2、H3があるか、またそれらにキーワードは入っているか?
2つ目:大規模サイトや小さくでも信頼のあるサイトからリンクしてもらう
検索エンジンの仕組みがこの世に生まれてから20年以上になりますが、誕生した瞬間から今まで、Googleが最も評価しているのが、他社からのリンクの質と量になります。
一般的なフットサルコートであれば、10本くらいリンクがあればかなり有利になります。10本はリンクの数ではなく、サイトの数になるので注意してください。1つのサイトから100個のリンクをもらっても、あくまで1本として換算されます。
ただしどんなサイトでもいいわけではなく、できるだけGoogleが評価をしているサイト、つまり大規模なサイトや官公庁、学校関係、一定以上の規模の企業からリンクされることが重要です。
「ドメインパワーチェック」などで検索するとサイトのパワーを計測できるサイトがあります。パワーが高いサイトからリンクされるに越したことはないのですが、信頼のあるサイトかどうかはパワーに反映されていないので注意が必要です。また有料でリンクを買うことはGoogleが行わないように喚起しているので、おすすめできません。
さて、次に最も強力な集客方法である有料のデジタル広告の解説を行いたいと思います。SEO対策はどうしても時間がかかってしまい、一筋縄ではいかないので、すぐに結果のでるデジタル広告を積極的に利用していくことをお勧めします。
リアルの広告とは違い、月額数千円から広告が出せるので、小さくテストして効果を確認し、少しずつ最適化していくことが大切です。
有料でできるデジタル施策
有料の施策は様々な方法があります。簡単で効果的なのが当社でも扱っている「店舗検索サイト/口コミサイト有料掲載」です。すでに興味を持っている人だけが集まってきているので成約率が高いのが特徴です。先ほども書きましたがSEOの上位表示が難しい場合にも有効です。
また上位表示しているうえでさらに、このようなサイトにも有料掲載することで、該当する地域でフットサルコートに興味のある人を最大限に集めることが可能です。
ただサイトによっては、あまり効果がないのに月額数万円のパッケージというサイトもたくさんあるので注意が必要です。
「Googe/Yahooリスティング広告」や「SNS広告」は大規模に運用すると大きな効果が期待できるのですが、ある程度の予算(月額数十万円~数百万円)を使いながらPDCAサイクルを回して最適化することが重要なので、経験のある運用経験者がいないと使いこなすのがなかなか難しいです。
施策 | 成約確率 | 費用 | 効果 | 補足 |
---|---|---|---|---|
店舗検索サイト/口コミサイト有料掲載 ★★★ | ◎ | 中 | ◎ | 興味のある人が集まってくるので成約率が高い。サイトによって料金体系がまちまちなので費用対効果をよく検討する必要あり |
Googe/Yahooリスティング広告 ★★★ | ◎ | 低~高 | ◎ | 最も利用されているWEB広告。検索するキーワードに一致した場合のみ広告がでる。設定・運用が難しく、間違えるとあっという間にお金が消える |
SNS広告 ★★★ | ◎ | 低~高 | ◎ | Instagram、Facebook、LINE、Twitterなどの広告。ターゲットが利用していれば効果あり。うまくいけば拡散してもらえる。料金は低めだが運用が難しい |
Youtube動画広告 ★★ | ◎ | 低~高 | ◎ | 最も伸びているWEB広告のひとつ。運用が難しいのと、突然宣伝を見せられるのでマイナスイメージを持つ人も |
アフィリエイト ★★ | ◎ | 中 | ◎ | ライターに自由に記事を書いてもらい、売れた場合だけ費用が発生する広告手法。ASPという業者に依頼する。記事の内容をコントロールできないのがデメリット |
ネイティブ広告 ★★ | ◎ | 高 | ◎ | 自然な形で、面白い記事などを通して商品を宣伝する手法。デメリットは費用が高いことと、広告であることを明記しないと問題になる場合があること |
純広告 ★ | △ | 高 | ◎ | 一番古いネット広告でリアルの広告に近い。バナーやテキストなど場所貸しの広告。全員に表示するので、効果のあるなしに限らず費用がかかってしまうのがデメリット |
以上が、存在を知ってもらう、知名度を上げるための施策でした。続いて、知ってもらったうえで、最終的に成約まで残る確率を上げるための施策をご紹介したいと思います。
「離脱者を減らして」成約率を上げるための施策
成約率は、何らかの形で興味を持ってくれて、自社の公式サイトを見てくれたお客様が、具体的なアクション(問い合わせ、予約など)をしてくれる率になります。
アンケートの調査結果をまとめると、下記のような項目で申込率が変動することがわかりました。
フットサルコート自体について
- アクセス・近さ 重要度:★★★★★
- 金額・コスパ 重要度:★★★★
- 清潔感・設備の良さ 重要度:★★★★
- 周辺の設備 重要度:★★
- スタッフ 重要度:★★
第三者の意見
- 口コミ、評判 重要度:★★★★
またそれ以外にも、デザインによって申込率が大きく変わってくる場合があります。
サイトのデザイン
- WEBサイトの見やすさや雰囲気などの印象 重要度:★★★
- お問い合わせボタンの位置や数 重要度:★★★★
上記の項目をひとつずつ再度確認し、ターゲットとしているお客様が、自社のサービスについてどう感じるか確認しながら改善していくことで、成約率・売上をアップさせることが出来ます。
おまけ:アンケート回答者のこんなフットサルコートなら行ってみたい!という声をご紹介
- コートが広めに作られていて、試合に出ていない時でもボールを蹴るスペースに余裕があるコート
- のれる音楽が流れているコート
- プロの試合で使うような天然芝のコート
- 様々な年齢層が遊べて、温泉に入って帰ることが出来るフットサルコートがあれば、よいと思います。
- ボールを貸し出してくれるフットサルコート
- これは現実的には難しいと思いますが個人的にはFリーグのチームの練習場に隣接したフットサルコートがあれば最高です。
- すぐに着替えやシャワーがあったらいいかと思います。
- 利用時間(営業時間)が長いと使いやすいと思います。例えば22時までやっている等
- スパ付きのフットサルコートあったらちょっとだけ高くても利用したいです。
- 脱衣所が綺麗、女子が喜ぶパウダールームの完備など、コート周辺の設備に、+アルファが多いとチームメンバーにとってやや遠距離でも選びます。夜間でもプレイ中、大声を出してもOKや、ナイターが明るいのもいです。
- 全天候型の屋根が開閉式またはテント型となっている。屋内コートだと換気(風通し)が悪いし、屋外の場合は天気によって左右することが多いから。趣味範囲で活動する場合、雨天で実施する場合も中止になる場合もどちらもテンションが下がるので。
- 温泉やマッサージ等の施設が完備していれば選びたいです、練習や試合が終わった後に温泉に入りマッサージを受けて食事がとれたら素直に良いなと思います。
- フットサルコートのオプションでシャワーができご飯が食べれたら行きたいです。
- 大人向けの高級フットサルコート。シャワールームやサウナ、マッサージルームが完備。
- 天気に左右されずにプレーできる設備などが整っている場所。
- 雨の日でもちゃんとできるように完全室内がいいと思います
- 練習や試合相手を気軽に探せる
- エアコンの聞いた室内で、体育館のような環境のフットサルコート
- フットサル以外のスポーツスぺースがある。カフェなどおしゃれな食事ができる場所がある。
- 屋内フットサルコートで快適な空間
- 靴底が滑りにくい材質となっている事
- 24時間営業しているフットサルコート
- 小刻みに時間料金を設定しているフットサルコートを選びたいです。
- 時間帯によって価格が変わるといったコートがあれば惹かれる。
- 審判が自動でついてくる
- アップできるスペースがある。コートの隅や敷地外でアップやストレッチをしがちなので、専用のスペースがあるとありがたい。
- サッカープロの方が見にきて教えてくれる。
- ジムやプールなどと隣接した複合的なスポーツ施設の中にあるフットサルコート
- シャワールーム完備のフットサル場。
- 大浴場付きフットサルコート
- フットサルした後にみんなで飲みに行ける場所や立ち飲み程度ができる場所がある
- 1人からでも参加し、チーム対戦ができる仕組。レベルに応じたトーナメント形式の試合が定期的に組み込むことができる。
- 利用金額が安くて、ロッカーやシャワールームがある。
- 対戦相手がその場でマッチングできるコート
- 少し、観客が見れるスタンドの設備があればいいなと思います。
- フットサルに必要な物を一式借りられること。
- 大会などがあったりする所、ネットで簡単に予約できるところ
- 別の施設が隣接。バスケも好きなのでそのコートもあればOK。
- 小さいスペースで子供や家族で遊ぶ用のコート
- お風呂設備やトレーニング設備が併設されているコート
- 今まで屋外でしか行ったことがなくできれば室内フットサルコートがいいです。
- シャワールームが併設されていればよい。
- 子供と一日楽しめると何度も行きたいと思います。
- シャワーがついていないコートが多いので、温泉またはシャワーとサウナ付きがあれば絶対行きます。
- シャワールームなど更衣室等が充実していると選びたくなります。
- そのフットサルコートから、利用者同士の交流が広がるようなサービスがあれば、良いと思います。
- 休む場所があってシャワーが浴びれる
- 広さがないと無理ですが、10面くらいのコートを円形に並べてあるコートなどあれば楽しそうです。
- 写真撮影スポットが充実しているフットサルコート。
- ハブになる駅(新宿など)から近く、会員割引が団体ではなく個人でも利用できる。
- シャワールームとパウダールーム完備の、女性専用のフットサルコート。
- 簡易的なジムのようなトレーニングができる施設があると良いと思います。
- ユニフォームへのチームロゴのプリントサービスをやっていると嬉しいです。データ持ち込みで昇華プリントなどしていただけたら。草チームでもカッコいい揃いのウェアが作れるといいと思います。
- フットサルコートの近くにシャワーがあればいいなと思います。
- 居酒屋や温泉の近くにある
- 様々な地面のコートがある
- とにかくコートが多くて、いつでもプレイできるコートがいい
- 障害を持った方にやさしく、誰もが利用しやすい環境づくりのできているフットサルコート。清潔感のあるコート。
- マルチビジネスをやっている人お断りのフットサルコート
- 貸し切りで使えるカードがあればいいなと思います
- 大型ショッピングモールないにあるコート
- カフェ併設のフットサルコート
- フットサルコートは、男性が使いやすいところばかりで女性に配慮したところは非常に少なく、女性に配慮したと謳っていても男性目線で設計されているので十分と言えないので女性に特化した施設を望みます。
- 室内フットサルコート、空調完備
- 時間無制限や元有名選手とできるコートなどが予約できると面白いなと思います。
- 利用回数に応じて何らかの特典が付与される。
- 一人でブラッといってボールを蹴れるような、フリー利用のコース。個人参加や個人参加の大会などはあるが、気の向いた時に軽く一人でボールを蹴れるようなコースがあったら良いと思います。
- フットサル以外でも、他の競技などにも使用できるコートがあれば検討したい。
- 小さいお子様を預けて面倒を見てくれるスペースがある場所があれば選びたいと思う。
- 屋内、屋外の両方のコートを備えていて、必要な道具のレンタルを行っているコートがあるといい。
- シャワールームに女性用のシャンプーや化粧品が完備されている
- お洒落なカフェ併設をしたところ
- フットサル終わってすぐお酒が飲めるようなところ
- 全面芝生のフットサルコートです。
- 定額制の使いたい放題のフットサルコート
- 温泉付きのフットサル。
- ポイントなど貯まるフットサルコートがあればいい
- 汗をかいた時の為にシャワー室などあれば嬉しい。
- 駐車場が広くコートが何面も有る。近くにスーパーなど自販機以外で飲み物や軽食を買える設備がある。
- 汗かいたらすぐに流せるシャワーブースとかがついている場所があれば選びたいです。地元にはなかったので。
- 駐車場が無料で広いところ
- 高齢者の方でも簡単に使用出来フットサルコートです。
- 雨の日でも利用できる室内型のコート。
- フットサルだけでなく他のことも一緒にできるようなコートがいいと思います。
- ネットで予約でき、シャワー室や銭湯などが併設されているところ
- プロが練習している場所であれば、テンションが上がるので選びたいです。
- フットサルのプレー後の打ち上げなどができるカフェやバーベキュー場が併設されている
- 冬季間も使用できる屋内のコート
- 屋内型で雨が降っても大丈夫だし、通気性も良い
- 小さい子供が遊べるようなスペース。小さい子供を連れてくる人がいる場合があり、その時にそんなスペースがあれば便利だと思うことがある。
- フットサルした後に打ち上げができるような広場があったり子供の遊び場を併設したりしてほしい。
- レストランなど食事もとれるコートがあれば良いと思います。
- 緑が多いところがいい
- 屋上にあるフットサルコートは風が気持ち良さそうで利用してみたいです。
- 家から近い場所と清潔感がある場所
- 一度登録したら、簡単に予約できるフットサルコート。
- カフェテリアがついている
- 安全なところが大地だと思います。あとは近いところが一番だと思います。
- 感染症対策がしっかりされているところ。飲み物が買えるところ。
まとめ
成約率を上げる活動は、集客数を上げるよりも効果が地味ですので、まずは集客数を上げることに注力すると良いかと思います、ある程度人が集まったうえで、離脱率を減らす努力を行うことで最大限の成約を得ることが出来ます。
インターネットを使った集客に関して、ご相談・ご依頼がある場合は下記からご相談いただければと思います。