車の免許の取得費用は分割払いできる?取得費用を安くする方法も併せて紹介
ページ内にプロモーションが含まれている場合があります。車の免許を取得するまでには様々な費用がかかります。意外に高い料金を請求されて「このままでは費用が払えない!?」なんてことも…。そこで注目されるのが分割払いやクレジットカードなどのローンです。
ここでは車の免許取得費用の分割払いやローンなどの方法やメリット、デメリットについて解説、さらに免許取得費用を安くする方法についてもご紹介します。
もくじ
車の免許取得費用の相場
「免許を取ろうかな」と考えている方には車の免許取得費用の相場は一体どのくらいなのか気になるところではないでしょうか。という事でまずは教習所へ通学する場合と合宿所で免許を取得する場合の料金相場から見ていきましょう。
教習所へ通学して免許を取得する時の料金相場
教習所へ通学して免許を取得する場合の最安値や最高値そして平均費用、追加費用などの相場について以下にまとめました。
教習所通学の最安値
青森県や沖縄県などの一部の教習所は総額約25万円を切っているところも。ただやはり通学で25万円以下の教習所は全国的にあまりないのが現状です。一般的な価格帯の地域では26万円∼28万円前後くらいが最安値の相場だと考えていいでしょう。
教習所通学の最高値
愛知県など一部の大都市では33万円前後が最高値帯となっています。最寄りの教習所の料金が総額約33万円前後の場合は他の教習所に比べて高いという認識をもっていいでしょう。
教習所通学の平均費用
全国の平均は約30万円(MT車)が相場です。この全国平均約30万円を基準にして高いか安いかを考えると一つの目安になります。ただ「延長料金がかからない」とか「追加費用が一切発生しない」などのプランが付いてくる場合は30万円を超えても割安になる場合もありますので自分に合ったプランを選ぶことが大切です。
教習所通学の追加費用
延長教習、補習教習、再試験料など通常の時間で教習が終わらなかったり試験に不合格になったりした場合は追加料金がかかります。(追加料金なしプランを除く)
合宿所で免許を取得する時の料金相場
合宿は通学に比べて費用が安く短期間で免許が取得できるのが最大のメリットとなっています。合宿で免許を取得する場合は最安値から追加費用までどのくらいかかるのか以下にまとめました。
合宿免許の最安値
合宿免許の最安値は宮崎県や鹿児島県などの一部の教習所で16万円前後。全国的に見て総額20万円前後が最安値の相場です。ただし時期や車種などにより費用が変わる場合もありますので詳しくは教習所に問い合わせてみましょう。
全国の合宿免許のある教習所:https://otokoro.com/driving-school/category/gashuku-menkyo/
合宿免許の最高値
全国的にみて合宿免許の最高値は約36万円前後です。繁忙期には40万円を超える教習所も…。もし現在ご自身が検討されている合宿費用が最高値帯の36万円前後ならば安い教習所がないかもう一度検討されてみてもいいかもしれません。
合宿免許の平均費用
全国の平均はAT車で約24万円前後から26万円前後、MT車で26万円前後から28万円前後です。基本的に人口が少ない地域が安く大都市圏が高くなっている傾向があります。
合宿免許の追加費用
通学にはよくある追加費用も合宿免許だとあまりありません。検定に不合格した際や延長教習や補修などの場合でも、追加料金が発生しないという合宿プランがほとんどです。しかし中には追加料金が発生する合宿プランもありますので入校の前に教習所に問い合わせておいたほうがいいでしょう。
費用の支払い方法
ここでは車の免許取得にかかる費用の支払い方法についてまとめてみました。支払方法は大きく分けて以下の5つ。順番に説明していきます。
現金一括払い
現金一括払いの方法
現金一括払いの方法はいたってシンプル。入校する教習所に費用分の現金を持参するだけです。だた前日までに銀行から引き出さなくてはならない手間が多少面倒。
現金一括払いのメリット
現金一括払いのメリットは金利が付かないという点。ローンだと金利だけで数万円ほどかかりますが現金一括払いには一切ないのでその分お得です。
現金一括払いのデメリット
教習所までの間に現金を落としてしまったりなくしてしまったりするリスクがやはり怖いところです。現金一括払いの方はぜひこの点に注意してください。
分割払い
分割払いの方法
まずは入校時に入学金や学科教習料、教科書代などの諸費用のみを支払います。その後、技能教習料金や検定料を教習を受けるときにその都度料金を支払うという方法です。
分割払いのメリット
一度にたくさんのお金を用意しなくていいという点が最大のメリットです。さらに金利もつかないので費用を安く抑えられるというところも見逃せません。
分割払いのデメリット
いいことづくめの分割払いですが以下のデメリットもあります。
- 分割払いを取り扱っていない教習所もある。
- 入校から教習期限(約9か月)までに全額支払わなくてはならない。
- 技能教習を受けるたびに現金をもっていかなければならないので面倒くさい。
上記のデメリットには注意しておきましょう。
クレジット払い
クレジット払いの方法
教習の費用をクレジットカードにより後払いにする方法です。
クレジット払いのメリット
入校時に現金をもっていかなくていいので安心です。さらに1回払いにすることによって金利無しで支払いが可能です。ポイントもついてお得です。
クレジット払いのデメリット
支払回数が多くなればなるほど金利が上がる点がデメリット。支払回数は慎重に決めたほうがいいでしょう。
デビット払い
デビット払いの方法
デビットカードを使って支払いをする「デビット払い」という方法もあります。使用すると金額分が即座に口座から引き落としされる仕組みです。後払いのローンとは仕組みが違うところがポイント。ちなみにデビットカードの使い方は通常のクレジットカードと同じです。
デビット払いのメリット
ローンではないので金利が付かない点が大きなメリットです。さらに自分の口座に残高がないと使用できないので使い過ぎを未然に防ぐこともできます。
デビット払いのデメリット
デビットカード使用時にすぐに銀行口座から引き落としされますので残高が少ないと使用できません。さらにすべて一括決済なので分割払いも出来ない点もデメリットと言えるでしょう。
ローン払い
ローン払いの方法
信販会社や銀行などから教習料金を借りる方法です。
ローン払いのメリット
手元に現金が無くても銀行口座に残高が無くても教習料金を支払えるところが大きなメリット。
ローン払いのデメリット
ローンには金利が付きますので支払回数が増えるごとに金利が増えていく点が一番のデメリット。さらにローンには審査があり審査に不合格だとローン払いができなくなりますので注意しましょう。
運転免許ローンとは
運転免許ローンとは18歳以上ならば学生でも未成年であっても借りられるローンのことです。借りたお金はすべて運転免許の取得費用として限定されますが手続きも簡単で免許を取りたい若い世代の強い味方となっています。
種類
運転免許ローンにはいろいろな種類がありますが大きく以下の3つに分かれています。
- 銀行の運転免許ローン
- 信販会社の運転免許ローン
- 大学生協の運転免許ローン
ではそれぞれの特徴、申し込み資格、申し込み方法・流れについて表にまとめました。
銀行の運転免許ローン | 信販会社の運転免許ローン | 大学生協の運転免許ローン | |
---|---|---|---|
特徴 | 銀行が行っているローンなので安心。 金利も信販会社や大学生協より割安。 |
申し込み用紙なども教習所で用意してあり手続きも簡単。ただし金利が高い。 | 大学の中の生協で申し込み可能で手続きも簡単。 |
審査 | 高校生だとローン審査が通らない | 審査は通りやすい | 大学生協の学生組合員であることが条件 |
申し込み資格 | 20歳以上 | 18歳以上 | 大学生協の学生組合員 |
申し込み方法・流れ | 直接銀行に行くかWebでも申し込み可能 | 入校する自動車教習所で申し込みが可能 | 大学内の生協で申し込み |
金利 | 約1%∼5%前後 | 約10%∼13%前後 | 約9%前後 |
おすすめ度 | 〇 | × | △ |
おすすめは銀行の運転免許ローン(マイカーローン)です。金利が低いのがやはりメリット。しかし高校生や20歳未満の方は審査が通らないところが残念…。信販会社の運転免許ローンは高校生や未成年(18歳以上)でもローンは通りますが金利が高い点には注意してください。
運転免許を安く取得する方法
運転免許の取得には30万円前後の金額が必要になるのでなるべく安く費用を抑えたいところ。ここでは運転免許を安く取得する方法についていくつかご紹介します。
合宿免許を利用する
運転免許を安く取得する方法としてまずは合宿免許が挙げられます。教習所に通学すると平均で約30万円前後かかる教習料金が合宿だと数万円前後∼10万円前後ほど安く抑えられます。
教習所や時期によっては総額20万円前後で免許を取ることも十分可能です。ただし免許を取得するまでの2週間くらいの期間は学校や仕事を休まなくてはならないところが難点。しかし時間が取れる方は合宿免許はおすすめです。
全国の合宿免許のあるおすすめ教習所:https://otokoro.com/driving-school/category/gashuku-menkyo/
合宿免許では相部屋を選ぶ
一口に合宿免許と言ってもいろいろなプランがあります。豪華なホテルやおいしい食事がついてきたりさらには周辺の名所を観光できるなんてところも。もちろんそれに合わせて費用が高くなりますが安く抑えたい場合は相部屋がおすすめです。
相部屋だと安い合宿費用からさらに1万円∼2万円ほど割引されます。相部屋になった人と仲良くなれるかもしれないという点も魅力です。
合宿免許は閑散期を狙う
合宿料金は繁忙期(忙しい時期)と閑散期(ひまな時期)で料金が違います。
参照:那須高原合宿予約センター
以上の表は一例ですが、閑散期と繁忙期で7万円前後から8万円前後も合宿費用が変わってきます。できれば繁忙期は避けて閑散期に入校するのがいいでしょう。
キャンペーンやセールを利用する
合宿免許によっては各種キャンペーンやセールを行っているところもあります。
- 早割
- 学割
- グループ割
- 入校日限定割引
- 食事フリーキャンペーン
以上のキャンペーンは一例ですがこのほかにも様々なキャンペーンが実施されています。合宿免許に参加される前に狙っている教習所に問い合わせておくと、運転免許を安く取得できる可能性がありおすすめです。
合宿免許を実施しているおすすめ教習所一覧:https://otokoro.com/driving-school/category/gashuku-menkyo/
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