ボルダリング・クライミングジムの宣伝・web集客を徹底解説
ページ内にプロモーションが含まれている場合があります。この記事では、ボルダリング・クライミングジム向けにインターネットを使ったweb集客及び顧客増加の方法を徹底的に解説しています。一通り読んでいただき、できる範囲でも構いませんので、是非実行して集客に結びつけていただければ幸いです。
まず最初に詳しい解説に入る前に、ボルダリング・クライミングジムを利用している50名に対して行ったアンケート調査の結果を見ていただきたいと思います。
もくじ
50人にアンケート調査 ボルダリング・クライミングジムはどうやって選ぶか?
調査人数:50人
取得方法:インターネットによるアンケート調査
実施日時:2020年10月
ボルダリング・クライミングジムを探すとすれば、まず何でどのように探そうとしますか?
86%の人がインターネットを使って検索して探すという結果になりました。その中でも、検索エンジンで「地名+ボルダリング・クライミングジム」を検索するのが最も主流のようです。ボルダリング・クライミングジムは、他ジャンル(当サイト扱っているジムや教室、病院など)に比べるとインターネットで探す人が多いのが特徴です。
今後、さらにインターネット(WEBマーケティング)の重要性が増してくることが予想されます。
具体的にどのように探すのか?(50人分の回答をそのまま記載しています)
質問「もしこれから新しくボルダリング・クライミングジムを探すとすれば、探し始めから実際に購入するまでの具体的な流れを記載してください。」
地方・郊外・田舎(一般的に車が必要な生活圏)
- Googleで場所を検索して、実際にその場所にいって入会する。
- SNSやGoogle、Googleマップで調べて口コミやアクセス情報を見てからいく
- グーグルでホームページや口コミを調べて、良さそうだったら実際に問い合わせてみる。
- ネットでボルダリングジムを検索し、口コミが良かったら行きます。
- ネットで近所のボルタリングジムを検索し、電話をして見学に行き、気に入ったら利用する。
- ネットで場所と口コミを見る→営業時間帯と価格を見る→利用する
- ホームページを見比べて料金や営業時間、定休日などを調べます。
- 駅から近くなど、行く場合に公共交通機関を使い行けれる場所を選ぶ
- 近場で通いやすいボルダリングジムをネットで検索して、値段や時間、行きやすさを考慮して決めます。
- 経験者の友人に聞いて自分に合いそうなジムを探して体験しに行く
- 検索エンジンで県名と「ボルダリング」「ジム」と入力し、そこからヒットしたボルダリングジムから選定し、電話をかけ申し込む。
- 検索して金額や必要品の貸し出しの有無を確認して電話で混み具合を聞く。混んでなければ行く。
- 元々やっている友達に最初は一緒に行ってもらい、まずはレンタルで体験してみるのがいいと思います。私がいっているジムは靴もチョークバックもレンタルがあります。
- 現在地から近くにあるか地図で調べる。近くにあったら公式サイトや口コミを見てから実際にどこにあるのか見に行く。そして、利用してみる。
- 自分の住んでるところからどれくらいの距離で時間と交通費代がどれくらいかからかきちんと調べた上で、通える時間を確保できるかちゃんと考える。
- 自分の目的に合ったボクシングジムを検索して、問い合わします。
- 手始めに通える距離であるかを確認します。 その上で、施設の状態や設備の確認をして検討したいと考えます。
- 地名とボルダリングで検索して、近くのジムの口コミをチェックし、よさそうならば実際に見学に行き、通うかどうか決めます。
- 友人や家族にある程度聞いてから行動を起こすようにしています。
都心周辺・地方都市
- Googleで「ボルダリングジム+地名」で検索して、お試し体験をして気に入ったら利用し始めます。
- Googleで検索して、候補を3つほどに絞って、直接見に行く
- Googleで地名とボルダリングジムで検索して、評判口コミがよく、成るべく最寄りのジムを探します。
- Instagram、Twitterで「ボルダリングジム+地名」と検索し、評判のいいところに体験に行く。
- SNSで口コミをチェックして評判がよさそうであれば実際に予約してみます。
- インターネットで近辺のボルダリングジムをピックアップしてから一つ一つ口コミなどを参考に選別して決めてから、実際に足を運んで見学をした後に会員登録する。
- インターネットで地名+ボルダリングジムと書き検索します。その後は、現地に出むき、利用者に直接話を聞き、そこを利用するか検討します。
- インターネットを用いておすすめのボルダリングジムを検索する。その後は利用料金や壁面を見て面白そうであれば現地に赴いてチャレンジを行う。
- グーグルで地名で検索して、見つけて、口コミを見てからジムに行く。
- グーグルやヤフーで検索して通いたいジムを見つけて、その後実際にジムに連絡を入れて入会費等の話を詳しく聞き、その後実際にジムに出向き見学をして気に入ればその場で入会手続きを行い入会するといった流れです。
- スマホ、パソコンで該当地域の周辺を検索、口コミや評判を見て、仕事帰りなどに外観を見てくる。定休日と利用時間を調べ、電話で見学を申し込む。電話での態度が悪ければ行かない。
- ネットでホームページを検索。実際に見に行く。体験利用があれば参加する。
- ネットで何件か検索して、施設がどのような感じなのか実際に確かめに行き、その中から1番良さそうな所を利用します。
- ネットで検索をして候補を絞り、口コミを読んだり見学、体験できる所があれば体験してから利用する。
- ネットで口コミなどを見て実際の利用者の感想などを聞いて決めます。
- ネットで探してなるべく家から近い所を探します。あとは有名かどうか
- ボルダリング歴が長い友人にオススメの場所を聞きます。そしてその後彼女とそこにボルダリングをしに行きます。
- まず、自宅から通えるジムの検索。次に、おそらく、フィットネスジムと違い友人知人にメンバーになっている人は少ないので気になるジムが見つかったらホームページでは雰囲気が掴みにくいので見学に行く。ジムのスタッフに気になることを質問してから入会を考える。続けられるか自信がない場合、すぐにマイシューズなどを買わずにジムでギアのレンタルがあるのでまず、そちらを利用した方がいいかも。
- まずは、SNSで調べます。特にインスタグラムを使用してからyahooなどで検索をしました。
- まず自分の家から近いところで探し、ジムの規模と雰囲気を掴むために一度体験で行ってみます。よければそこに決め、違うと思ったならまた最初からやり直しです。
- 一緒にボルタリングに通っている友人に相談する。ネットでも検索をして、候補とはるボルダリングジムがに実際に見つかったら、友人と一緒にジムに行って、設備の充実度を確認する。最後に、料金を確認する。
- 家族や友達に聞いてみる。またはネットや口コミを見て探してみる。
- 会社帰りに通いたいので、ネットで調べ、見つかれば一度見に行き、雰囲気がよければ体験コースで始める。
- 近くにボルダリングジムがないか検索、広さはどれくらいか写真でしらべあ
- 近場のボルダリングジムと調べて、初心者コースから上級コースまでどの様なものがあるかを見ます
- 検索サイトで検索して、気になった所のサイト、口コミ、ブログなどをチェックします。
- 最寄駅などでGoogleマップ検索し、口コミやアクセスの良さを確認する
- 自宅か職場近くにないかネットで調べて、口コミなどを調べてから体験があるところは体験でやってみてよければそこに通う
- 自宅や勤務地から近い場所をインターネットで検索、友人で知っている人がいないか探して評判を聞いて実際に体験しに行きます。
- 自分が住んでいる場所の周辺地域で、ボルダリングができる場所を探してから、出向く。
- 専門サイトで家から通える範囲のジムを検索→あればGoogleでマップをみながら行ってみる→雰囲気が良ければ即入会
- 大手検索サイトで調べてから、SNSを使用して詳細な評価・口コミを検索します。
- 地名とボルダリングジムで検索をして費用と近隣の環境、口コミを見る
自分が通ったボルダリング・クライミングジムを見つけたきっかけは何ですか?
実際に自分が通ったボルダリング・クライミングジムを見つけたきっかけは、ネットからの集客が58%、アナログでの集客が42%になります。これは他のジャンルと比較してインターネットでの集客が多い部類に入ります。
今まで行ったことのあるジムは58%の人がインターネットで見つけており、これから新しく探す場合は86%の人がインターネットを活用すると答えているので、新規顧客数を増加させるにはインターネットでの露出を増やすことが重要だということがわかります。
ボルダリング・クライミングジムを選ぶ際に1番目に重要視する点はなんですか?
アクセスと料金が最も重要視されています。他のジャンルと比較すると、ジムの雰囲気を重要視する割合が多い傾向にあります。
ボルダリング・クライミングジムを選ぶ際に2番目に重要視する点はなんですか?
2番目に重視するポイントには、清潔感・設備の良さが挙げられています。これは他のジャンルに比べて設備違いによってユーザーの受ける影響が大きいことを表しています。
ボルダリング・クライミングジムを選ぶ際に1番目に重要視する点について地方と都市部を比較
ジャンルによっては、地方と都市部で優先順位が大きく変わるのですが、ボルダリング・クライミングジムジャンルでは、地方・都市部とも重要視する内容に関しては大きな違いはありませんでした。
口コミサイトなど第3者の意見は参考にしますか?
96%の人が口コミなど第三者の意見を参考にすると回答しています。
以上が、アンケート調査の結果となります。
上記のアンケートからボルダリング・クライミングジムは、アクセスと料金が最も重要視されています。
そして、それ以外で集客数を大きく左右するのが
- 地名+ボルダリング・クライミングジムの検索結果で存在を知ってもらうこと
- 第三者の口コミ
といったことがわかりました。
実際の探し方が把握できたところで、次にインターネットを活用した集客で顧客数をアップさせるための、基本的な考え方について解説します。
これらをイメージしておくことで、より効率よく集客を行うことが出来ます。
WEB集客で大事な考え方「知名度と成約率」
改めて「お客様がボルダリング・クライミングジムに通いたいと思い立ってから→実際に契約完了するまで」の流れを確認したいと思います。本記事はWEB集客がメインですのでリアルでの集客ではなく、自分からインターネットを使って店舗を探すお客様の場合を想定して考えています。
①ボルダリング・クライミングジムに通いたいと思う
↓
②「地名 ボルダリング・クライミングジム」で検索など店舗を探す
↓
③公式サイトや口コミ、SNSなどを見て検討する
↓
④初回購入
↓
⑤満足したら定期的に利用
という流れが一般的です。
このような「必要だと思う→いろいろステップ→実際に定期的に利用する」までの流れをファネル(ろうと、じょうご)と呼びます。
広く告知をしたうえで、ふるいにかけられた見込み顧客が、継続的な利用に向けて段々と少数になっていく流れを表しています。
ボルダリング・クライミングジムの顧客の増加をファネルに表すと下記のようになります。
このファネルの、一番下の「成約=実際に来て入会してくれる人」の数を最も多くすることが、集客の目的になります。
「実際に来て入会してくれる人」を増やすには?
さて、それではどのようにして実際に来て購入してくれる人の数を増やせばいいのでしょうか。
この「実際に来て入会してくれる人」の数は、
店舗の存在を知った人の数 × 入会率(%)になります。
つまり、
このファネルの上部の「店舗の存在を知りWEBサイトを見てくれる人」を増やすこと
と、集まった人ができるだけ脱落せずに最後まで残って「入会」してくれること
の2つの数値を改善することが必要です。
それらを改善することで、効率よく来客数をアップすることが出来ます。
上記の2つの観点から、それぞれやるべき施策を説明したいと思います。
「存在を知らしめる」知名度を上げるための施策
知名度をアップしてファネルの最初の部分を増やすことは「広告」の王道です。知名度を上げる方法としては、「リアル」と「デジタル」の両方からの施策が大切です。リアルとデジタルに力を入れる割合はターゲットとなる顧客の対象年齢によって変わります。
コストパフォーマンスから考えて、10代~40代がターゲットであれば「リアル2割:デジタル8割」、50代~60代前半がターゲットであれば「リアル5割:デジタル5割」、60代後半以上がターゲットであれば「リアル6割:デジタル4割」くらいが予算を割り振る目安になるかと思います。
60代以上は自分でインターネットを使って検索する機会は少なくなりますが、子供や孫が代わりに調べることが多いのでデジタルも大切です。
リアルで知名度を上げる施策
アンケート調査の結果によるとリアルで店舗の認知をしている人もまだまだいます。インターネットが普及した現代では費用対効果が高いとは言えませんが、できる範囲の施策は行っておいたほうがいいでしょう。
施策 | 成約確率 | 費用 | 効果 | 補足 |
---|---|---|---|---|
看板の設置 | 〇 | 高 | 〇 | 駅前やホーム内での看板は意外とみられていますが、月の費用がそこそこ掛かるのが難点 |
パンフレットの作成 | 〇 | 低 | △ | HPと連動させるためにQRコードを載せたパンフレットは作成しておきましょう |
近隣のエリアへのポスティング | 〇 | 低 | 〇 | 自分たちでやれば印刷費のみで確実に効果があります。リアルでは最も費用対効果の高い施策です |
新聞の折り込みチラシ | △ | 中 | △ | 新聞をとる人が減少しているため、昔よりは効果が減少 |
フリーペーパーへの掲載 | △ | 中 | △ | ターゲットによっては効果がありますが、効果測定が難しいのが難点 |
チラシ配り(ティッシュ配り) | △ | 中 | △ | ティッシュをつけないともらってもらうのはかなり難しいですが、ティッシュをつけると興味のない人に配布されてしまうのが難 |
ローカルテレビ | 〇 | 高 | ◎ | 費用は高いですが、信頼度大幅アップにつながります。まだまだテレビの力は健在です。 |
ローカルラジオ | 〇 | 中 | 〇 | 地域によっては効果あり。特に車社会の地域。都市部でも最近はradikoのおかげで一時期よりも復活 |
ポイント告知する対象が、ターゲットに一致しているほど成約確率は高くなります。逆に、不特定多数の人に広く知らしめると低くなります。成約確率が高くなる条件としては「家や職場からの距離が近い・興味を持っている・ターゲットの年齢層や性別に一致している」などが挙げられます。
エリアを絞りつつ、興味を持ってくれている人や、対象となる年齢性別の人にのみ告知のための予算を使うことが理想的ですが、リアル(非デジタル)では広告の出し分けが難しいため、エリアや時間帯くらいでしか絞り込むことができません。逆にデジタルでは最初から、興味のある人や、対象となる年齢性別の人にのみ広告を打つことが可能なので、無駄が少なく済みます。
そのため、下記のグラフにあるようにインターネット広告が増加し続けているのに対し、マスメディアや非デジタル広告が減少していく傾向にあります。
引用元:「2019 年 日本の広告費」https://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2020014-0311.pdf
次に、デジタルでの施策をご紹介します。
デジタルで知名度を上げる施策
アンケートでは「ボルダリング・クライミングジムを探すとすれば、まず何でどのように探そうとしますか?」という質問に対し86%の人がネットで調べるという回答をしています。デジタルでの施策が来店数を左右すると言えるでしょう。
ほぼ無料でできるデジタル施策
デジタルでの施策で最も効果的なのは、公式HPを作成して「地名+ボルダリング」の検索結果で、できるだけ上位表示を行うこと(いわゆるSEO対策)です。もし自社ページが上位に表示されなかったとしても、上位に表示されている「地域ごとのまとめサイトや口コミサイト」内に表示することでカバーすることが可能です。
自社HPが上位表示し、かつ「地域ごとのまとめサイトや口コミサイト」内でも上位表示していれば、その地域で最も集客することが出来ます。
施策 | 成約確率 | 費用 | 効果 | 補足 |
---|---|---|---|---|
公式ホームページ ★★★★ | ◎ | 制作費のみ | ◎ | WEBサイトがないと誰も見つけることが出来ないので必須。SEOやデザインも重要 |
店舗検索サイト/口コミサイト無料掲載 ★★★ | ◎ | 無料 ※サイトによる | ◎ | アンケートにあるように第三者の意見をチェックする確率が非常に高いので、無料であれば掲載し、口コミを増やすと効果がある |
自社で運営する記事サイト(オウンドメディア)★★ | △ | 制作費のみ | ◎ | 長期的には効果が高い。公式HP内に設置することが多い。Wordpressなどを使うと運用が楽 |
SNS運用 ★★ | 〇 | 無料 | 〇 | ターゲットとなる顧客が利用しているSNSがあれば地道に運用すると効果が出る |
Youtube動画 ★ | 〇 | 無料 | 〇 | 作成しておくと色々なところに貼れて便利、ただ閲覧者が実際に来れる範囲に住んでいるとは限らないのがネック |
ブログ ★ | △ | 無料 | 〇 | 記事を書くなら「自社で運営する記事サイト(オウンドメディア)」のほうがあとあと資産になって得 |
※公式ホームページの制作コストは有料で数十万~数百万かかってしまうことが多いですが、必須なので店舗自体の建設・改築コストと同じようにオープンにかかる初期費用とみなして、今回はほぼ無料の枠に入れています。
ボルダリング・クライミングジムのSEO対策の基本
※以下SEOについてよく分からないという人は青字の部分のみ読んで、1つ目と2つ目は飛ばしてください。
高度なSEOはいくらでもあるのですが、店舗の場合、上位表示したいキーワードが「エリア+ジャンル」と2語の組み合わせなので、1単語だけの激戦キーワードほどは難しくありません。下記の2つをしっかり対応するだけで確実に順位が上がります。(※単語数が多くなるほど検索する人が減るので原則として難易度が下がる)
1つ目:HP内に上位表示させたいキーワードを適切かつ十分に配置する
HP内には検索結果で上位表示したいキーワードを3~5個程度に絞って、それらのキーワードをある程度文字として入れる必要があります。例えば、「○○市 ボルダリング」で上位表示を行いたい場合は、不自然にならない範囲で、「○○市」と「ボルダリング」をサイト内で多めに記載する必要があります。
こちらでサイト内のキーワードの含有率をチェックすることが出来ます。ジャンルにもよりますが3%~5%くらいが無難ではないかと思います。(※関係ないという説もありますが、個人的には関係あると思います)
サイトタイトル(サイトの名前ではなく、HPのソースコードに記載している検索エンジン向けのタイトル)や見出し(H2、H3と呼ばれるもの)には、キーワードを十分に入れることが必須です。また各ページのタイトルは32字以内が無難です。10字くらいの短く端的なものより、しっかり32字使い切ったほうが有利です。各ページには「ディスクリプション(説明文)」という、このページはどんなページかという説明を記載できるのですが、この説明文も全ページ同じではなく、ちゃんと各ページの内容に応じてかき分けることが重要です。
もしWEB制作業者にホームページの作成や管理を依頼しているのであれば、下記の質問をしてみましょう。
- 何のキーワードで上位表示させようとしているか?
- 検索エンジン向けのサイトタイトルとディスクリプションは、各ページ違う内容になっておりキーワードが入っているか?
- H1、H2、H3があるか、またそれらにキーワードは入っているか?
2つ目:大規模サイトや小さくでも信頼のあるサイトからリンクしてもらう
検索エンジンの仕組みがこの世に生まれてから20年以上になりますが、誕生した瞬間から今まで、Googleが最も評価しているのが、他社からのリンクの質と量になります。
一般的な店舗のサイトであれば、10本くらいリンクがあればかなり有利になります。10本はリンクの数ではなく、サイトの数になるので注意してください。1つのサイトから100個のリンクをもらっても、あくまで1本として換算されます。
ただしどんなサイトでもいいわけではなく、できるだけGoogleが評価をしているサイト、つまり大規模なサイトや官公庁、学校関係、一定以上の規模の企業からリンクされることが重要です。
「ドメインパワーチェック」などで検索するとサイトのパワーを計測できるサイトがあります。パワーが高いサイトからリンクされるに越したことはないのですが、信頼のあるサイトかどうかはパワーに反映されていないので注意が必要です。また有料でリンクを買うことはGoogleが行わないように喚起しているので、おすすめできません。
さて、次に最も強力な集客方法である有料のデジタル広告の解説を行いたいと思います。SEO対策はどうしても時間がかかってしまい、一筋縄ではいかないので、すぐに結果のでるデジタル広告を積極的に利用していくことをお勧めします。
リアルの広告とは違い、月額数千円から広告が出せるので、小さくテストして効果を確認し、少しずつ最適化していくことが大切です。
有料でできるデジタル施策
有料の施策は様々な方法があります。簡単で効果的なのが当社でも扱っている「ボルダリング・クライミングジム検索サイト/口コミサイト有料掲載」です。すでに興味を持っている人だけが集まってきているので成約率が高いのが特徴です。先ほども書きましたがSEOの上位表示が難しい場合にも有効です。
また上位表示しているうえでさらに、このようなサイトにも有料掲載することで、該当する地域でボルダリング・クライミングジムに興味のある人を最大限に集めることが可能です。
ただサイトによっては、あまり効果がないのに月額数万円のパッケージというサイトもたくさんあるので注意が必要です。
「Googe/Yahooリスティング広告」や「SNS広告」は大規模に運用すると大きな効果が期待できるのですが、ある程度の予算(月額数十万円~数百万円)を使いながらPDCAサイクルを回して最適化することが重要なので、経験のある運用経験者がいないと使いこなすのがなかなか難しいです。
施策 | 成約確率 | 費用 | 効果 | 補足 |
---|---|---|---|---|
店舗検索サイト/口コミサイト有料掲載 ★★★ | ◎ | 中 | ◎ | 興味のある人が集まってくるので成約率が高い。サイトによって料金体系がまちまちなので費用対効果をよく検討する必要あり |
Googe/Yahooリスティング広告 ★★★ | ◎ | 低~高 | ◎ | 最も利用されているWEB広告。検索するキーワードに一致した場合のみ広告がでる。設定・運用が難しく、間違えるとあっという間にお金が消える |
SNS広告 ★★★ | ◎ | 低~高 | ◎ | Instagram、Facebook、LINE、Twitterなどの広告。ターゲットが利用していれば効果あり。うまくいけば拡散してもらえる。料金は低めだが運用が難しい |
Youtube動画広告 ★★ | ◎ | 低~高 | ◎ | 最も伸びているWEB広告のひとつ。運用が難しいのと、突然宣伝を見せられるのでマイナスイメージを持つ人も |
アフィリエイト ★★ | ◎ | 中 | ◎ | ライターに自由に記事を書いてもらい、売れた場合だけ費用が発生する広告手法。ASPという業者に依頼する。記事の内容をコントロールできないのがデメリット |
ネイティブ広告 ★★ | ◎ | 高 | ◎ | 自然な形で、面白い記事などを通して商品を宣伝する手法。デメリットは費用が高いことと、広告であることを明記しないと問題になる場合があること |
純広告 ★ | △ | 高 | ◎ | 一番古いネット広告でリアルの広告に近い。バナーやテキストなど場所貸しの広告。全員に表示するので、効果のあるなしに限らず費用がかかってしまうのがデメリット |
以上が、存在を知ってもらう、知名度を上げるための施策でした。続いて、知ってもらったうえで、最終的に成約まで残る確率を上げるための施策をご紹介したいと思います。
「離脱者を減らして」成約率を上げるための施策
成約率は、何らかの形で興味を持ってくれて、自社の公式サイトを見てくれたお客様が、具体的なアクション(問い合わせ、予約など)をしてくれる率になります。
アンケートの調査結果をまとめると、下記のような項目で申込率が変動することがわかりました。
ボルダリング・クライミングジム自体について
- アクセス・近さ 重要度:★★★★★
- 料金・コスパ 重要度:★★★★
- 清潔さ・設備 重要度:★★★★
第三者の意見
- 口コミ、評判 重要度:★★★★
またそれ以外にも、デザインによって申込率が大きく変わってくる場合があります。
サイトのデザイン
- WEBサイトの見やすさや雰囲気などの印象 重要度:★★★
- お問い合わせボタンの位置や数 重要度:★★★★
上記の項目をひとつずつ再度確認し、ターゲットとしているお客様が、自社のサービスについてどう感じるか確認しながら改善していくことで、成約率・売上をアップさせることが出来ます。
おまけ:50名に聞いた「こんなボルダリング・クライミングジムがあれば行きたい!」と思うボルダリング・クライミングジム
地方・郊外・田舎(一般的に車が必要な生活圏)
- インスタ映えするボルダリングジム
- インスタ映えだったり、広々としたボルダリングジムに行きたいと思います。
- お手頃な値段で、スタッフの方にアドバイスをもらいやすい雰囲気
- サウナや温泉と併設していたら魅力的
- さまざまな種類があり、飽きないところ。
- スパ、トレーニングジムを併設しながら複合的に利用出来ると望ましいと考えます。
- タイムアタックやゲーム間隔で点数ボタンみたいなのがあったら面白そう。
- ポイント制などでお得に利用できる。
- レッスンを休んだ場合に振替ができるジムです。
- 暗闇で、間接照明程度でできるところがあればいいです。
- 完全個室であったり、ランク別で部屋分けされている
- 厳しいボルダリングジムがいいです。
- 子供が隣のスペースで遊べる空間があるといいです。
- 時間を指定して好きな音楽を流せる、シャワー室がある、更衣室が綺麗でロッカー完備、シューズのサイズが豊富(私が21.5cmなので)
- 自分がまだあまり上手ではないので下手な人でも通いやすい雰囲気(例えば初心者専用の壁がある)だとありがたいです。うまい人の中で練習するのは邪魔になっているのではないかと気になります。
- 小さくてもいいので大会を開いているボルダリングジムに行ってみたいです。
- 食事のスペースなどがあるジム
- 数か月、無料で行けるところがいいです。
- 内装が可愛くて良い匂いのする清潔感があり少しインスタ映えしそうな背景があると単発でも行ってみたい!って思います
都心周辺・地方都市
- アスレチックのようなボルダリング
- オリンピック選手が練習拠点にしているジム。
- オリンピック選手に定期的に指導や話が聞けるジムがあれば行きたいです。
- カフェが併設されているようなオシャレなジムが欲しいです。
- サウナや岩盤浴などが併設されていたらいい。
- シャワーなどあり仕事前にも通えるジムがいいです。また、カフェなどあればいいと思いました。
- スーパー銭湯と併設しているボルダリングジムがあれば良いなと思います、ボルダリングは非常に汗をかきますし筋肉疲労め起こしますので銭湯が併設されていれば率直にありがたいなと思いました、もちろんジムにもシャワーは完備してあるのですがやはりスーパー銭湯みたいな完璧な設備が整っていれば助かります。
- ちょっとしたカフェ空間があると嬉しい
- デートでも行けるようなオシャレなボルダリングジムがあればいいと思う。
- なんか専門的にやっている所があれば
- ビルの屋上にあり夜景がきれいなボルダリングジム
- ボルダリングに必要な筋肉を鍛えるのに特化したスポーツジムが併設されている施設は行ってみたいです。
- ボルダリングのコースが、自然の景観に近いジム。
- ボルダリング婚活パーティ
- マッサージやその他付随するトレーニングができるシステムを設けてほしい
- マンツーマンでトレーニングがしやすいシステムがあれば通いたい
- ロジンが落ちてることが多いので、清掃の行き届いているところがいいです。
- 屋外エリアもあって公園みたいな場所でやれる
- 屋外ツアーをやっているジム。
- 屋内施設が多いので、野外できるところが欲しいです。 屋内でも下がプールで沢登り風とか夏は楽しそうです。
- 温泉付きのボルダリングジムがあったら行きたいです。
- 各所の消毒を徹底している。
- 狭い場所が多いので、更衣室などの設備が充実しているところ
- 近くに温泉があって居酒屋がある
- 時間制でマンツーマンで、指導してくれるジム。
- 実際に岩壁を作りスポーツクライミングではなくロッククライミングを体験できるようなジムがあれば行ってみたい
- 実際の試合で使われたホールドの配置にしてあると面白いですね。
- 初心者歓迎、女性歓迎は必須。あまりプロっぽい人達ばかりだと気後れするので、行きやすく明るい雰囲気の所が良いです。
- 新型コロナウイルス対策がしっかりとされていて安全であれば行きたい。また、靴の貸し出しがあるとありがたい。
- 清潔感のあるジム24時間いけるジム
- 宝探しをしながら登って行くのも楽しそう。
- 利用者一人ひとりに対してのトレーナーのワンマン指導やアドバイスがほしい。
おまけ2:50名に聞いた「ボルダリングを始めたきっかけを教えてください。」
地方・郊外・田舎(一般的に車が必要な生活圏)
- NHKのテレビ番組で見て、自分と同年代の方もがんばっていたから。
- いま、とても流行っているからです。
- ダイエットのために始めました。
- ダイエットを兼ねてがきっかけとなりました。
- はじめは興味が無かったが友人達が楽しそうにやっていたから
- 何か運動をしたかったのと、テレビでボルダリングを見てやってみたいなと思ったからです。
- 家族の薦めと興味があったから。
- 楽しいと友人がいっていたので。
- 近所に新しくジムができ、友人に誘われていったのがきっかけです。
- 雑誌で見つけて単純にやってみたくなって始めた!登れたからかっこいいから。
- 子供にやらせてみたいと思ったからです。
- 自分の精神力を鍛えたかったからです。
- 主人が元々高校の部活でやっていて教えてもらいました。
- 体を動かして面白そうだったから。
- 単純に面白そうと思ったし興味があった
- 背筋を伸ばしながら筋肉トレーニングをしたかったから。
- 友人が楽しいと言っていて自分も興味があったから。
- 友人が始めていて紹介された。
- 友人にすすめられて始めた。
都心周辺・地方都市
- 『いわかける! -Climbing Girls-』という漫画の影響です。
- コロナウィルスの影響で体力に自信が無くなり、何か始めようと思ったので
- ボルダリングが流行る前、家の近所にジムができたので面白そうだから行ったのが始めるきっかけでした。
- メタボなお腹を痩せさせるために始めました
- もともと木登りなど登ることが好きだったので。
- 以前メディアでボルダリングをしている企画を拝見し単純に面白そうだなと思い自分もやってみたいと思ったからです。
- 一人でも運動できる趣味が欲しかったため
- 運動不足と握力がなかったから
- 運動不足なので運動になればと思って始めた。
- 運動不足の解消と暇つぶしのため
- 運動不足解消に、ハードでなく、個人競技で、会社帰りに通えるスポーツを探してたので。
- 学生時代に膝をけがしました。その時の担当医に膝が人より弱いから腕を鍛えなさいとボルダリングを進められたのが切っ掛けです。
- 近くでボルダリングができる場所があったので、行くようになった。
- 偶然、見かけた新聞に記事が載っていたから。
- 健康維持の為にする運動習慣の一つとして取り入れたかったから。
- 肩凝りだったのと、運動不足だったので。
- 元々登山専門店に勤めていたので。
- 山登りが趣味なので、それに見合う体力筋力を養いたくて。
- 主人がやってたので誘われて
- 職場の同僚から誘われたのがきっかけ。その後ドはまりして1人でも行くようになりました。
- 昔から、TVで山野井、平山、小山田さんたちの活躍を見ていてボルダリングに興味があったので。
- 専用器具がいらないスポーツで、一人黙々とやれると教えてもらったのがきっかけです。
- 息子が小五のとき、個人でできるスポーツがやりたいということで探しました。
- 体幹を鍛えるトレーニングが目的でした。
- 体全身を鍛えることができるため
- 登りきったときの爽快感です。
- 登山をしていて、紹介してもらった。
- 日焼けせずにトレーニングをしたかった。
- 友人からの誘いで一度やってみると面白くてハマりました。
- 友人が長年やっていて、何か運動をした方がいいということで誘ってくれたのがきっかけです。
- 友人に勧められて利用したのがきっかけです
- 友達から誘われたのがきっかけ
- 友達に誘われて行ってみたらハマった。
まとめ
成約率を上げる活動は、集客数を上げるよりも効果が地味ですので、まずは集客数を上げることに注力すると良いかと思います、ある程度人が集まったうえで、離脱率を減らす努力を行うことで最大限の成約を得ることが出来ます。
インターネットを使った集客に関して、ご相談・ご依頼がある場合は下記からご相談いただければと思います。